तदभावात्संयोगाभावो हानं तद्दृशेः कैवल्यम्॥२५॥
Tadabhāvātsaṁyogābhāvo hānaṁ taddṛśeḥ kaivalyam||25||
タダバーヴァートサンヨーガーバーヴォー ハーナン タッドリシェーヘ カイヴァリャム
その消滅によって、結合は消滅する。それが除去であり、見るものの独存である。
簡単な解説:前節において、見るものと見られるものの結合の原因とは、見るものと見られるものの二元性を知らずに混同する無知にあり、その潜在印象こそが両者の結合の原因であると説かれました。本節では、その無知がなくなった時、見るものと見られるものの結びつきもなくなると説かれ、これが除去であり、見るものの完全な解脱であると説かれます。
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