私の主催するツアーは、日本人といいますか外国人がほとんど行かない地域を巡ることが多いため、旅のご報告を兼ねご紹介させていただきます。なお、私の個人ブログとは違った切り口で書かせていただき、ご紹介するする地域も巡礼順ではなく、興味深いものからご紹介させていただきたいと思います。何卒宜しくお願い致します。
初回と2回目ははプラティヤンギラー女神の寺院です。
マイナーな神様ながら、こちらシーターラーマでも、ヤントラや大きな神像の取り扱いがあり、マニアの方には人気なのではないでしょうか?
この寺院の門前まで訪れまず驚かされたのは、門前の店に商品としてプラティヤンギラー女神の神像をおいていないこと。
写真はおいてあるのですが、神像はないのです。
後で、宿泊していたホテルの周辺の売店などでも探しましたが、ありませんでしたし、外国人観光客の多いアルナーチャラの麓の街でも探しましたがありませんでした。(ヤントラは、質素なものが寺院内で販売されていました。)
有名な神様であれば、普通門前の店などに商品として小さなものから大きなものまで神像を置いているのはごく当たり前です。
これは、この女神がインドにおいてもマイナーであることと、ごく普通の地元の庶民たちの信仰によって支えられているからだろう、と感じました。
神像は写真に比べて一般的に高額であるため、地元の貧しい人たちには購入できないことが多く、そのためつくられないのかもしれません。
アタルヴァ・ヴェーダの中心となる神、という話も小耳にはさんだことがありますが、この庶民感には個人的に好感が持てました。
また、写真はヴァーラーヒー・デーヴィーという女神と、サラスヴァティ女神と一緒に写っている物が多くこれに関しても、日本ではあまり知られていない情報だと感じました。
さて、いよいよ寺院内に入ります。
事前情報ではヒンドゥー教徒しか入れない、と聞いていましたが、快く入れていただきました。
さらに、満月の前日だったため参拝客も少なく、ゆっくり回れました。
次回に続きます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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