तत्र ध्यानजमनाशयम्॥६॥
Tatra dhyānajamanāśayam||6||
タトラ ディヤーナジャマナーシャヤム
そのうち、瞑想によるものは業遺存がない。
簡単な解説:前節において、転生によって心の働きは変わり、その発現の仕方はさまざまに違っているが、それらの多くの心は、一つの心によって使役されていると説かれました。本節では、第4章第1節で述べられた、誕生、薬草、真言、苦行、三昧の5つによって生じる霊能力のうち、瞑想(三昧)から生じたものだけは、行為の潜在的な印象である業遺存がないと説かれます。
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