ガネーシャとドゥルガー 1

一般的にプージャなどををやるときに、通常はガネーシャのプージャを最初にやります。これはシヴァのプージャをやるときも、ラクシュミーのプージャをやるときも同じです。皆様がガネーシャプージャ以外のプージャサービスを申し込まれた場合でも、実施するパンデット(僧侶)は最初にガネーシャに祈りを捧げていると思います。
不肖私ガネーシャ・ギリも個人的に、自分で毎週月曜日はシヴァのプージャをやり、土曜日はマハーラクシュミーのプージャをやっておりますが、それぞれのプージャの前に必ず「ヴィクネーシュワラー・プージャ」と呼ばれるガネーシャ・プージャの1種をやっています。
なぜ最初にガネーシャのプージャをやるかというと、ガネーシャが障害除去の神様だからです。最初に障害を除去しなければどのような願いも神々に届かないといった考えがあるからでしょう。ちなみにヴィクネーシュワラーはサンスクリット語でそのまま障害除去の意味になります。
ちなみに現在インドで絶大な人気を誇るガネーシャ神は、元々は障害の神だったのですが、障害をつかさどる故に信奉され、障害除去の神になったと言われています。ですからインド占星術において恐れられているラーフとガネーシャが関係しているのも象徴的ですし、日本に渡ったガネーシャである歓喜天がとても怖い神様なのにも納得がいきます。ともあれ、現在ガネーシャは障害除去の強力な神様としてゆるぎない地位におられます。
ところでもう一柱、似ている効果を表す神様がおられます。それは美しき破壊の女神ドゥルガーです。ドゥルガーは否定性の除去の神様とされています。障害の除去と否定性の除去は何となく似た表現なので、混合してしまいそうに思います。
しかし、最初にドゥルガー・プージャを実施するというのは、あまり一般的ではないと思います。(次号に続く)
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
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「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
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聖者のホロスコープ

私は思うところがあり、基本的に聖者のホロスコープを自分で検証することはありません。
しかし聖者のホロスコープ自体は世の中に結構出回っています。
他のインド占星術の先生方の解説した聖者のホロスコープを拝見すると、やはり聖者は聖者らしいホロスコープをしているなと感じます。
面白いのは、同じように聖者と言われる方でも、やはりその個性によって全く違うホロスコープをしていることです。
よくサンヤーシ・ヨーガ(過去世で僧侶だったことを示す星の配置)や2重に傷ついた月などが、聖者によくみられると言いますが、もちろんそれがある方もない方もおられます。
また聖者でなくても、まるで聖者のようなホロスコープをしている方を見かけることがありますし、逆に聖者という触れ込みの方でも聖者のようなホロスコープをしていないこともあります。
これは、解釈が難しいのですが、聖者でなくても聖者のようなホロスコープをしている方はやはり本質的には聖者のような方なのでしょう。
一方聖者という触れ込みの方でも聖者のホロスコープをしていない場合は、その方が本来は聖者にはならない運命の持ち主ながら、厳しい修行を積んで聖者のレベルに達した可能性を考えることができます。また逆に残念なケースですが本質的には聖者ではない場合も考えられます。
私はある有名な聖者からホロスコープをつくっていいという許可をいただきました。
許可はいただいたものの、ホロスコープを作っただけで詳しくは調べていません。しかしぱっと見ただけで機能的に吉星化した土星が信じられない位強力に働いているのが読み取れました。さらに木星や月も特別な配置であるのもうかがえます。
土星は労働や苦労などを表し、忌み嫌われる星ではありますが、人によっては吉意をもたらします。これはある種の聖者の中にも良く見られる配置です。有名なラーマクリシュナ・パラマハンサや、先日亡くなられたサティヤ・サイババ、抱きしめる聖者アムリタ・アーナンダ・マイー・デーヴィーもそれぞれタイプが違いますが、ホロスコープ上で土星が非常に良い働きをしていると言われています。
私に許可を下さったこの聖者の方も、占星術的に見ても間違いなく聖者の範疇に入る方だと思います。
個人的には聖者は少なくともサマーディを体験しているのだと考えていますが、究極の体験といわれる同じサマーディを体験する運命にありながらながら、我々一般人と同じように、個性に大きく違いがあるのはやはり興味深いです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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降りてきたムドラー

最初に私に個人的なムドラーが降りてきたのは2004年のことです。ヨーガの師から学んだムドラーをやり始めて12年ほど経ったころです。
当時、私はサラリーマンで少し危険を伴う仕事をしていました。その危険を伴う業務の時、気がつくと両手をいつも同じように組んでいたのです。その組み方は厳密に言うと3種類あったのですが、どの組み方をしても危険なことに遭う確率が極端に減ったことに気がついたのです。
「面白い。これはムドラーかな。」と、すぐ気がつきました。必然性のあるときに必要な行法が降りてくるという話を師にお聞きしたことがあったからです。しかしこの3種類のムドラーは、続けて行うとバランスが悪く、どうもしっくりきませんでした。しかし一つ一つは組むと気持ちがよく非常に自分に合った気がしていました。
翌年、偶然非常に美しいヒマラヤ産の美しい水晶のポイントを手にいれました。その晩睡眠中に夢の中でヒマラヤ水晶のように美しいムドラーが出てきました。そのムドラーを上記3つのムドラーの2番目と3番目の間に入れると非常にバランスが良いことに気付きました。そうして得た計4つのムドラーを遊び感覚で組んでいると、さらにもう一つムドラーが生まれました。
2006年の8月に最後のムドラーが降りてきました。この日はブータンという国において、私の今までのヨーガ修行人生でもっとも強烈な体験をしてからちょうど10年後の同じ日でした。6つのムドラーを続けて組むと信じられない位気持がよく、かつとてもパワフルに感じました。
2008年のヒマラヤ修行でヨーガの師にお見せすると、全てのムドラーについての解説をして下さった上で、「美しいムドラーだね。これは他人に伝授するものではなく、自分個人のムドラーとして使うといいよ。」というアドヴァイスをいただきました。
この修行の帰り道、一人インドに残った私は、尊敬するデリーの老占星術家を訪ねました。過去にも鑑定をしていただいていたのですが、出生図をお見せすると「ふ〜む、君は最近特別な能力を得たようだな。」と言われました。その瞬間それはおそらくムドラーのことだろうと思いました。他に心当たりがなかったのです。
ごく普通の日本人である私にムドラーが降りてくるということは、どなたにも降りてくる可能性があるということだと思います。私のヨーガ講座でも時々遊びの要素を取り入れてオリジナルのムドラーを作る練習をしています。ほんの少しアドヴァイスを差し上げると、美しいムドラーが生まれたりするので、面白いです。
ただしムドラーは組んで効果がなければ意味がありません。そのようなムドラーを降ろすには、やはりある程度の修行の積み重ねと、星からのサポートが必要なのだと思います。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ムドラーの運命転換効果

ムドラーというとハタ・ヨーガではバンダ(体の一部を締め付ける技術)を使用したものが主流ですが、ムドラーという名前自体は体内にある種のエネルギーを作り出すテクニックの総称だと私は考えています。その意味において、チベット仏教や日本の密教にある手を使って組むムドラー(印契)は本質的にはハタ・ヨーガのバンダを使ったムドラーと同じ目的であると言えます。ハタ・ヨーガのなかにも手のムドラーはあるのですが、今現在では使用法において主流ではないかもしれません。
ところがグラハシャンティとして、この手で組むムドラーは非常に大きな効果を作り出します。
実は私がインド占星術を学び始めたのは、初めにムドラーの運命転換効果をヨガの師に指摘されたのがきっかけなのです。私のヨーガの師は占星術とには全く興味のない方ですが、ある日占星術とムドラーの関係について話して下さったのです。
どのような理由でグラハシャンティとして効果的なのかは、実際にムドラーのご指導をさせていただいた方にはお話しているのですが、文面にすると誤解を招く恐れもあるので、書くのが難しい部分もあります。
ともあれ、私自身もこのムドラーが運命を変える方法として卓効があること経験上感じています。ただ使い方にはある種のコツがあって、ただ指を組み合わせるだけでは、効果を得るのは難しいと思います。
一般的にヨーガ学習者に知られている情報として、指と惑星との関係などがありますが、それだけでは不十分な部分もあります。天体の配置は刻一刻と変化しているわけですから、ムドラーにも何かそういう要素は必要でしょう。
なお、ムドラーに熟達してくると、手の感覚が開発されて、結果としてオリジナルのムドラーが生まれてくる可能性もあります。これはムドラー自体が最初はリシ(見者)や賢者・聖者などによって感得されたものだとすれば、私たち「普通の人」でも感得出来る可能性が全く0%ではないということです。蛇足ですがマントラに関しても全く同じで、可能性としては私たちでも感得出来る可能性が隠されています。ただ、私たちが感得出来るとしても、その時そこにはやはり星の力が働いているのも事実です。
もしオリジナルのムドラーを感得できた場合、一般的にそのムドラーはその方にとって非常に強力な働きをする可能性が高いと思います。
次回はムドラーに関する自らの経験談を書かせていただきます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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占星術的な処方3・・その他3

クンダリニー・ヨーガ(生命エネルギーを活性化するヨーガ)は占星術的な処方として、効果が高いと私は考えています。インド占星術で出生図のことを「ラーシ・クンダリ―」と言います。サンスクリットの専門家でもないのに偉そうに説明して申し訳ないのですが、クンダリニーはクンダリーとほぼ同じ意味です。
シュリー・チャクラ(シュリー・ヤントラ)は脊椎を上昇してくるクンダリニーの様子を上から見た形だという、話を聞いたことがありますが、ラーシ・クンダリーもまるで脊椎を上昇してくるクンダリニーの様子を上から見た形のように見えます。星の偏りは上昇のクンダリニーの偏りのようにも見えます。
大宇宙と小宇宙(人間)が密接につながっているとすれば、あながち的はずれな見方ではないかもしれません。
いずれにせよクンダリニー行法が処方として効果を発揮するのは、経験上確信していますし、師からもそのような話をお聞きしました。
しかし一口にクンダリニー・ヨーガと言ってもその技法は伝える指導者によって、ハタ・ヨーガ以上に違いがあります(そして、それぞれの技法に素晴らしい部分があります)。
それは古来よりクンダリニーヨーガを完全にマスターした行者が非常に少なかったため、その行者の修行法を厳密に守ることによって、逆に技法が多様化したのではと想像します。
私が師から学んだ行法は、クンダリニーを目覚めさせるという点より、クンダリニーが暴走しないように制御する点に重きを置いたものでした。
クンダリニーエネルギー自体は、実はわりと簡単に目覚めさせることができます。困難なのはそれをきちんと制御して正しいルートを通すということだと、私は思います。
クンダリニーが(事故などにより)一部目覚めてしまうことがあります。私のヨーガ教室にも過去に複数そういう方がいらしていました。意図せず目覚めてしまった場合、体の不調や霊障のような不具合が起こることもあります。
そのような方々にもクンダリニー・ヨーガをやっていただくと、かなりの症状の改善が見受けられます。
我々普通の人間が通常生活して行く場合でも、ごく少量のクンダリニーエネルギーを活用して生活しているとすれば、その流れの改善は運命改善につながるのではないでしょうか?もちろん「シャクティ・チャラニー・ムドラー(クンダリニーの完全覚醒)」に成功した人であればそれは言うまでもないと思います。
クンダリニー・ヨーガ(特に制御に重きを置くような技法を多用するもの)をきちんとした技術を持つ先生から学ぶことは、グラハシャンティとしてお勧めできます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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占星術的な処方3・・その他2

私はハタ・ヨーガ的な処方を提唱させていただいていますが、これはインドでもあまり一般的ではないと思います。そもそも本場のハタ・ヨーガの指導者でも処方に使えると思っておられない方も多いのではと想像します。
かつてハタ・ヨーガが処方として効果があるかどうかの見解をインドで色々なヨーギーやサドゥに聞いて回ったことがあります。健康面の問題に関しては、ほぼすべての方が「イエス」と答えられたのに対し、それ以外の問題に関しては意見の分かれるところでした。
その時に「イエス」と答えた方と「ノー」と答えた方では、ハタ・ヨーガの体に対するアプローチに決定的な違いがあることに気付きました。これは技術の上手い下手の問題ではなく、アプローチ法による違いです。ですから「ノー」と答えた方が技術的に落ちるということではありませんので、ご了解願います。ちなみにどのように違うのかということは、文章に表しにくいのですが、個人的な感覚から言わせていただければ「意識体(もしくは潜在意識)にある種の響かせ方をするようにやる」という表現が近いかもしれません。
ちなみに私はかつて、インド占星術界の第一人者で日本や欧米のインド占星術界にも大きな影響を与えているデリーの老占星術家に「君の最高のグラハシャンティ(占星術的な処方)はハタ・ヨーガだ。」と言われました。その時私は「私だけですか?他の方には処方にはならないのですか?」とお聞きしました。老占星術家は「場合による。君はそのような(処方として)使えるハタ・ヨーガを学んでいるだろう。」と言われました。この老占星術家は私の出生図からそう読み取られたのだと思いますが、同時にこれはハタ・ヨーガ自体がどなたにも処方として機能するように使える可能性を持っているのだと感じました。
私がハタ・ヨーガを学んだ師は、占星術的な興味は持っておられませんでしたが、それでもハタ・ヨーガは占星術的な処方として作用するという見解をお聞きしたことがあります。また私は経典を盲信する立場でも無視する立場でもありませんが、ヨーガの経典にはそれ(処方としての作用)を暗示する文も見受けられます。
ハタ・ヨーガが本質的に密教(タントラ)の要素を持つとすれば、占星術的な問題に効果があることに納得できます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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占星術的な処方3・・その他1

占星術的な処方は他にもたくさんあると思いますが、ヤントラ(護符)はわりとポピュラーなアイテムだと思います。非常に強力だと言われていますが、私自身はまだヤントラを使いだして5年ほどで、個人的に効果は感じるものの、まだそれについて論じるレベルにはないと思います。
しかし、少ない経験の中で言わせていただけるとすれば、効果を得るためにはやはりきちんと活性化の儀式を行い、きちんとマントラを唱える(もしくはプージャ=儀式をする)ということだと思います。
それから、ヤジュニャ(プージャーやホーマ)も非常に効果があります。しかしこれは個人で行うのが難しいため(たいていは)インドの専門家に頼むことになるのが一般的だと思います。
私のヨーガの生徒(アラフォー女性)で、彼氏がいなかった方が、結婚に関するプージャーをやったところ、数か月でお付き合いするをする男性が現れ、1年後の今年5月に結婚されました。この方は結婚をされるのに困難が読み取れる出生図の持ち主だったのですが、ヤジュニャの威力をまざまざと見せつけられた気がします。なおこの方は結婚生活をされながら在家の尼僧になる道を選択されました。尼僧は強力な独身の表示体です。「結婚しない」という運命を結婚生活に支障がなく魂の成長を促す形に変化させたのだと解釈できます。
私自身もかつてインドでガネーシャ・ホーマ(障害除去)とラクシュミ―プージャー(富と幸福)をやってもらっていました。ガネーシャ・ホーマはやるといつもすぐに効果が出ました。ガネーシャ・ホーマ直後にたまたま蕁麻疹で皮膚科に行ったところ、念のための血液検査を医者に勧められ、やったところ先天的な体質に起因する重大な内臓疾患が見つかったこともあります(自分がそのような体質だとはそれまで知りませんでした)。その時の私の星回りはかなり酷い時期でした。しかし早期に発見されたので、簡単な治療で完治しました。私はこれはガネーシャ・ホーマの効果だと信じています。
一方ラクシュミ―プージャーの方は効果がなかなか現れず、やってから5ヶ月後くらいに一気に収入が増えたりします。この違いは私の持って生まれた運命と関係があるのかも知れません。
個人的な経験から言わせていただければ、問題解決のためにヤジュニャはお勧めです。日本円で数千円位でできるものも結構あります。
なおヤジュニャの効果は半年くらい、というのが一般的な考え方だと思います。効果が無い場合は何度か繰り返すと良いかもしれません。
次回も他の処方に関して書かせていただきます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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占星術的な処方2・ルドラークシャについて

私がルドラークシャについて知ったのは1998年です。ヒマラヤの聖地ガンゴートリ―の手前の温泉(沐浴場)であるガングナーニの神官でもあるナーガ・ババ(裸形出家修行者)の長に見せてもらったのが最初です。そのサドゥはその時はゴームク(ガンジス川の源流域)に滞在していたのですが、私のヨーガの師と懇意だったこともあり、親切に素晴らしい品質のルドラークシャをたくさん見せて下さいました。そしてルドラークシャの効果について様々なことを教示してくださいました。その時、効果に対して非常に興味を持ったのですが、黒っぽいごつごつした木の実を身につけようとは思いませんでした。
ルドラークシャを初めて身につけたのは2000年代に入ってからです。その時ちょっとした事件に巻き込まれたを覚えています。それまでの経験上、初めて宝石を身につけたときなど、それが自分に合う石であっても一旦少しだけ悪いことが起こったり、ちょっと体調を崩したりする(分野は違いますが、東洋医学でいう好転反応に似ているものかもしれません。)のを知っていたので、「あっ、これは合うな。」と思った記憶があります。
それ以来、ルドラークシャを身につけるようになったのですが、個人的には宝石よりも効き目が優しくかつ強靭な感じを受けます。
占星術において、ある星が凶星化しているとき、その働きを宝石で改善しようとする場合、かなり注意が必要ですが、ルドラークシャの場合は基本的にそのまま使用して大丈夫です。使用していると「ルドラークシャは凶星の悪影響を鎮め、宝石は吉星の影響を強める」といわれる意味に納得出来ると思います。また、宝石の場合は組み合わせがまずいとうまく作用しないことを時々経験するのですが、ルドラークシャでそういう感じを受けることはありません。
ルドラークシャの運用法に関しては、サドゥ(出家行者)や占星術家の間でも人によって意見が違うのですが(インド的ですね)、占星術的な悪い影響を改善するという見解ではほぼ一致しています。不肖私も様々な運用法を試して、非常に効果的だというのを実感しております。こつがあるとすれば、「きちんとマントラを唱える」「清潔にして油分を保つ」ということ位でしょうか。
インド精神世界にご興味のある方には最もお勧めできるアイテムの一つだと思います。またインド精神世界系以外の方にももっと知られてもいいアイテムだと思っています。
※次回以降は、今回書けなかった他の処方について考察します。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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占星術的な処方1・宝石について

もしインド占星術で運命を鑑定してもらった場合、その運命に対して何か対処をする場合と、しない場合があると思います。
対処をする場合は、多彩な選択肢があります。ざっと考えてもヨーガや瞑想で自ら運命の改善を図る場合、マントラや占星術の古典に記されたストートラを唱えたりする場合、ヤジュニャ(プージャやホーマ)をしてもらう場合、マニ(宝石)を身につけたりする場合、ルドラークシャを身につけたりする場合などです。
インド占星術の古典に書かれている対処法は、マントラの読誦とダーン(慈善活動)だけであるということですので、後にたくさんの対処法が生まれたことになります。対処法使用の是非や新しい対処法に対する是非は別の機会にするとしまして、宝石の処方について考えてみたいと思います。
宝石のついた指輪をしているインド人をよく見かけます。インドにおいてもそうですし、近年日本に大勢増えたインドの方々を見てもそうです。
日本人や欧米人と違い、インド人(のヒンドゥー教徒)はおしゃれで宝石を身につけることはあまりありません。ほとんどが占星術の処方に基づいて着けています。
ですから、インドの人が身につけている宝石をみれば、その人がどの星を強化しているのかがわかります。ただ、この宝石による処方は占星術家によって全く異なる場合が結構あります。私はインド占星術を学び始めたころ、インドで何人もの占星術家に鑑定してもらいましたが、宝石による処方の場合、全く同じ処方をされたことはあまりありませんでした。
少し専門的な話になりますが、上昇宮の位置によって幸運をもたらす星というのはある程度決まってきます。上記の占星術家たちは、腕がいい分、それをベースにしてオリジナリティを加えてくることが多かったです。
ところで、宝石処方のアイテムのとして9つの石全部を入れたアイテムもあります。「全部を強化すればいいや。」という発想から生まれたものかもしれませんが、なかなか面白い発想だと思います。全部を強化するので特別な場合を除いては誰がつけても大丈夫なように思います。
ちなみに、宝石を使用する場合、占星術的な効き目に寿命があるという占星術家もいます。この辺は見解が分かれるのですが、たとえば金星の石のであるダイヤモンドの場合11年の寿命と聞いたことがあります。
私は宝石処方の専門家ではありませんが、奥が深いなと常々感じております。
※次回はルドラークシャや他の処方について書かせていただきます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定
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マントラの威力

マントラ(真言)を唱えるというのは、インドでは一般的な行為です。特にヒンドゥー教徒にとっては日常の生活の中で、欠かせない方が多いと思います。もちろんインド占星術の処方でもマントラはよく使われます。
インド人が、グル(先生)や僧侶から、自分に合ったマントラをもらったり、あるいはそのマントラにパワーを込めてもらったりするのは、一般的ですが、本来マントラは普遍的なものであり、人類全ての人がその恩恵にあずかれる権利を持っていると、私は考えます。
今回はマントラの威力についての実体験を一つお話させていただきます。私には20年近く唱え続けているマントラがあります。そのマントラを唱え続けて、数年たったころの話です。
当時私はサラリーマンとして働いていました。ある時私と同い年で私よりも仕事のキャリアが長い方が、私の部下として転勤してきました。私もやりずらい部分がありましたが、その方はもっと嫌だったと思います。なるべく協力してして仕事をやろうとしたのですが、その方とは事あるごとに衝突しました。
弱り果てましたが、何も方策が見つかりませんでした。そんな時ふと思いったって、普段唱えているマントラの回数を2倍にしてみたのです。
すると、その後3日ほどでその方に再転勤の話が持ち上がり、別の勤務先に栄転という形で転勤していきました。当時私のいた企業では、一度転勤してくると数年間はそこにとどまるのが普通でした。その方は結局1月ほどで再転勤されたのですが、ちょっと考えられない状況だったのです。当時私のダシャー(星の影響期)は困難を伴うもので、そのような幸運?なことが起こるとは考えられない状況でした。
私はこれは唱えていたマントラの威力によるものだと確信しています。お互いに傷つくことなく問題が解決したというのはマントラに込められた叡智の素晴らしさを物語っていると思います。
マントラは自分で唱えられなければ、CDなどで聞いてもある程度の効果は期待できます。
このメルマガを読まれている方の中には、普段からマントラを唱えられていてその聖なる恩恵を受けておられる方も多数いらっしゃると思います。今現在唱えておられない方で、マントラにご興味のある方には、唱えたり聞いたりされることをお勧めします。
(文章:ガネーシャ・ギリ)