ヒマラヤ修行の思い出2

私が初めて訪れた1998年には、ガンジス川源流のゴームク(標高約4000m)には3人のサドゥ(出家行者)がいました。
それぞれ厳密には宗派が違っているようでしたが、一定の距離を取って強力しあっているように見えました。
3人はそれぞれ私のヨーガの師と懇意であったため、最初は修行者のしきたりなどよく知らない私が、気付かず失礼なことをしてしまっても大目に見てくださったようです。
その3人の中で、当時最も歴史の古いアカーラ(僧団)に属していたサドゥが、特に私のヨーガの師と懇意で、「(勝手に)自分は、彼(私のヨガの師)の弟分だ。」と言っていました。
このサドゥは、当時弟子がいませんでした。そのためか、私のヨガの師が同席であれば、弟子に教えるような内容を私たちにも教えてくださいました。
特に私は、数年の間にインド占星術に関する数種類のマントラとそれについての知識や運用法などを教えていただきました。(ヒマラヤのサドゥは占星術の知識を持っている方が多いです。)
その知識は今非常に役立っています。
ちなみにこのサドゥはその時点ではハタ・ヨーガは実践していなかったのですが、身のこなしがすばらしく、ヒマラヤの高地を飛び回るように走り回っていました。
同じように身の軽い私のヨーガの師と、このサドゥの2人が、いつ崩落してもおかしくない危険なゴームクの氷河の上をいとも簡単に歩く姿は、2柱のハヌマ―ンが戯れているようにも見え感動した記憶があります。
もう一人のサドゥは、ヒマラヤのナーガババ(裸形行者)の長老で、沐浴場ガングナーニの司祭でもある、大男でした。
大変厳しい性格のように見えましたが、上記の理由からか、私たちにはとてもやさしく接してくださいました。
3人目ののサドゥは、電気も水道も無いゴームクにいながら、とてもおしゃれな人でした。典型的なサドゥ・ファッションではなくいつもセンスの良い服を着ていました。
(「フランス人みたいにおしゃれだな。」と思っていたら、後年フランス人旅行者に請われて、本当にフランスに行ってしまいました。)
この方も、おしゃれではありましたが、他の2人のサドゥと同じく相当な修行を積んでいたのだと思います。
後にこのおしゃれなサドゥにリシケーシュで偶然再会したことがあります。
その時に一緒にいた師匠筋にあたる女性修行者に、「見てごらん。ちゃんと修行している人は、○○がこう違うのよ。」と言われ、
(当時まだ修行が浅かった私は)「はっ。」とした記憶があります。
ゴームクという厳しい環境に住んで修行を続けるのは、並大抵の精神力や体力で、できるものではなく、そこで修行するサドゥは、サドゥの中でも超一流なのだと感じました。
(ちなみに現在は、インド政府の政策の関係で、ゴームクには人が住むことはできません。)
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
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タージマハルの秘密の風水的仕掛け

1995年だったと記憶していますが、通っていたヨーガ教室のインドツアーで「デリー・アーグラー・ジャイプール」のゴールデントライアングルを訪れました。
ヴァーラーナスィーと並んで北インド旅行の王道の地域です。
アーグラーには、有名なタージマハルがあります。インドに全く興味のない方でも、映像等で白いエキゾチックな建物を見たことがあると思います。
タージマハルはイスラム風の建築ですが、この建物は17世紀に、有名なムガール帝国の王・シャージャハーンが亡き愛する王妃ムムターズマハルのために22年の歳月を費やして造った廟です。
そして本来はヤムナー川を挟んだ反対側に同じ形の黒い建物を建て、自らの廟とする計画だったのですが、息子に幽閉され計画はかなわず、失意のうちにこの世を去りました。
幽閉されていたアグーラー城の部屋のバルコニーから、今でもタージマハルの美しい姿が臨めます。
なお、タージマハルという名前はムムターズマハルの愛称から来ています。
タージマハルに到着する前に、ヨーガの師から、タージマハルに風水的仕掛けがあるという話をお聞きしていました。
当時の私は、ヴァーストゥ(インド風水)のことは知らなかったのですが、とても興味を持ちました。
到着して初めて見るタージマハルの美しさに私は圧倒されました。建物はシンメトリーで大変美しく輝いていました。
中を散策中にヨーガの師が、様々な風水的仕掛けの話をして下さいました。
その中で参道の中心とタージマハルの建物の中心が7cmずれていることを指摘されました。かつて自ら実際に計測したしたそうです。
これだけ美しく左右対称な建物なのに、参道と建物がわずかにずれているのはやはり不思議です。
おそらくこれは日本の日光の東照宮の陽明門の柱が1本だけ逆さになっているのと同じなのだと思います。
完全なものは、もうそれ以上の進歩はなく、あとは崩れるだけという考え方です。
タージマハルもそうした考えの元、あえてわざとずらして造られたのだと思います。
ムガールという名称はモンゴルに由来し、そして宗教はイスラム教ですが、ヒンドゥー教と融和政策をとっていた時代が長かったと聞きます。
またそのためか、インド占星術における宝石処方(腕輪)もこのころ王族はやっていたと聞いたことがあります。
このやり方がヴァーストゥに由来するものかどうか門外漢の私にはわかりませんが、人類に共通した知恵のようにも思えますので、ヴァーストゥの技術だったのかもしれません。
いずれにせよタージマハルの風水的仕掛けにロマンを感じます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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インド占星術から考える性同一性障害

インドでは性同一性障害者(主に男性)には「ヒジュラ(両性具有)」というカースト(身分)与えられ古来より、結婚式などで、踊ることによる生業を与えられているそうです。
そしてある意味で普通の人?より神に近い部分があるとも考えられています。
サラリーマン時代、性同一性障害の部下がいました。今までの人生を相当苦労したであろうこの方は、生まれつきの性別は女性です。
ある日本社から「新しい男性の新入社員がそちらに配属になる。」という連絡がありました。
そして、配属前日に再び本社から「男性ではなく女性だった。」という連絡が入ったのです。なんでも履歴書には女性の欄に○がついていたにも関わらず、面接官は見た目で男だと勘違いしてしてしまったようなのです。
当日現れた「彼女」は男性用のスーツに身を包み、靴も男性用でした。手もかなり大きく女性には見えませんでした。かなりイケメンの若い男性という感じでした。聞くところによると、彼女の父親が亡くなった時も、担当医に「男なのだから泣くな。」と一括されたそうです。さらにこの日も女子更衣室に入ったところ男性と間違えられ、悲鳴が上がったそうです。
この「彼女」はやはり(異性として!?)女性が好きなのですが、大変良い性格で、職場では良く頑張って働いてくれました。私もなるべく男性と同じ扱いを心がけました。
そのためか信頼関係が生まれ、私が仕事を止めてヨーガの指導者になったあとも、パートナー(女性)と一緒に家に遊びに来てくれたこともありました。
この彼女の出生図を観ると、配偶者やパートナーの部屋である7室に4つの惑星が集中しています。そしてそのうちの2つの星が深く傷ついています。
それが人生のテーマである可能性を物語っています。
女性性を表す金星がムーラトリコーナ(力を持って)で、マラヴィヤ・ヨーガ(美や学識、異性に好かれる配置)を形成してはいますが、太陽の働きによりキャンセルされています。
男性を表す木星は非常に傷ついており、7室にアスペクト(力を投げかける)をしています。
木星と金星にかなり特徴のある出生図だと思いました。
女性の性同一性障害は男性のそれに比べて少ないと言われていますが、もっとたくさんの例があれば性同一性障害のヨーガ(星の結びつき)のようなものがはっきりわかるかもしれません。
「彼女」は、今は知人のいないある地方都市に恋人と一緒に住み、法律的にも肉体的にも男性になるため、一生懸命働きお金を貯めているそうです。
偏見などの苦労に打ち勝ち、素晴らしい未来を勝ち取ることをお祈りしたいです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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インド占星術における火星と太陽の話

知り合いにある合気道家がいます。段位やイニシャルを記載するとすぐにわかってしまうほど、その世界では有名な人なので、伏せさせていただきます。
この若さでこれだけの段位を持つ人は、おそらく世界に一人だと思われます。
インド占星術的に観た場合、火星は闘争を表します。今まで私が見てきた格闘家は、火星が強い方が多かったです。また武道家も例外ではなく火星が強い方が多いように思います。
この方は、合気道の段位も素晴らしいのですが、公式の試合のない合気道の中で、その実戦での強さも他の合気道家を寄せ付けないほどだという話を耳にしたことがあります。たしかに「力を使わない」と言われる合気道の人でありながら、その肉体は分厚い筋肉に覆われています。こんな肉体で合気道独特の繊細な技を使われたら、敵う人は少ないでしょう。
この合気道家のホロスコープを拝見したのですが、火星は減衰(力を失う場所)の星座にいます。しかもニーチャバンガ(減衰のキャンセル)はされていません。そして太陽は、ムーラトリコーナ(力を得る場所)の星座でかつケーンドラ(守護の場所)にいます。
火星が減衰しているために、逆に強さに憧れ、修行を積み、それを克服し強くなったと考えることはできると思います。しかし減衰した火星でその世界を代表するような強さを獲得するのは難しいと思います。
ですので(無意識に)合気道という武道を選んだところに太陽の強さが表れていると感じます。合気道は、宇宙(の魂)と一体化することにより、無敵になり、ひいては闘争をなくすというコンセプトがあると、私は思っています。インド占星術的にいう宇宙の中心である太陽(魂の表示体でもあります)が強いこの方が、合気道を選び大家になられたのは、やはりそういう運命だったと思わざるをえません。
ちなみにこの方はかつて柔道・空手などもやっており、かなりの腕前だったようです。しかし合気道家の道を選ばれました。
この一つの例だけで結論を出すのは、乱暴な話ですが、インド占星術を通して見ると、もしかしたら日本の合気道という武道が、太陽とかかわりがあるかなり特殊な武道のひとつである可能性があるのかも知れません。
蛇足ですが、実はこの方はラーフという星と強い月が同じ星座の中にいます。強い月とラーフのコンジャンクション(同居)は霊感やサイキックな力を表します。太陽は強いとはいえ、高揚(最高の強さを得る)しているわけではありません。この方の神がかり的な強さは、太陽の力に加えてこのコンビネーションにも関係しているのかもしれません。
星を通して人を観るのは、神の配剤を、少しだけ覗かせていただいている気がします。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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瞑想のすすめ

瞑想の技術(瞑想法)は古来より、世界各地に存在します。しかし長い歴史の中で体系だてられ練り上げられた瞑想法が存在するという意味では、インドが一番でしょう。
瞑想法とは瞑想に至るテクニックのことで、その数は無数にあると言っていいと思います。私は今まで30年以上にわたり、数種類の瞑想法を実践してきました。そして現在はハタ・ヨーガ系の瞑想とインドのある地方のタントラ系に属する瞑想を実践しています。その経験から言わせていただければ、ゴール(目指すところ)は一緒でも、個々のテクニックには相当な違いがあるということです。どんな瞑想でも素晴らしい効果を体験できますが、瞑想により深く親しむためには、自分に合った瞑想法を見つけるとさらにいいと思います。
ところで私は25年ほど前にいわゆるヴェーダ系の瞑想を学びましたが、その初回にサマーディ(三昧)を経験しました。
サマーディはムクティ(解脱、つまり輪廻からの解放)の予告編のようなもので、肉体を持って経験できる最高の体験と言われています。体験はその1回だけでそれ以降20年ちかくにわたり2度と体験できなくなってしまったのですが、あまりに素晴らしかったその体験を追い求めて今まで瞑想を実践し続けてきたと言えます。(現在は、一番最初のサマーディである「サヴィタルカ・サマーディ」であれば比較的コンスタントに体験できるようになりました。)
瞑想できちんとした体験ができるようになると、人生の本当の意味が「体感」としてわかるようになります。そして人生を俯瞰して観ることができるようになるのです。運命を変える瞑想法は存在しますが、どんな瞑想法でもきちんと実践すれば人生をより豊かにすることができます。今現在瞑想の習慣がない方には、ぜひ瞑想をなさることをお勧めいたします。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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インド占星術の2つのシステムについて

インド占星術は歴史も長いので様々なシステムがありますが、わりと良く知られているものに、聖者パラーシャラが作り上げたシステムと聖者ジャイミニが作り上げたシステムがあります。
どちらも約5000年ほど前に成立したと言われています。
もちろんどちらのシステムも正しくその方の運命を表しています。
ジャイミニのシステムの中にカラカムシャという概念があります。これはインド占星術の初心者でも簡単に割り出せます。しかし簡単な割には結構その方の潜在的な本質を良くついています。
ひとつ例を挙げさせていただきますが、うお座カラカムシャの方は、ざっくりとした意味で「カルマが全て噴出。解脱を暗示。」とあります。
「カルマが全て噴出」と聞くと、うお座のカラカムシャの方は結構大変そうなのですが、輪廻転生を信じるのであれば、その終わりの方に来ているということかもしれません。
そのような方は、パラーシャラのシステムで観ても、そう感じさせる部分が結構あったりします。
真偽は確認のしようがないのですが、たしかにうお座カラカムシャの方にお会いすると、厳しい人生にめげず頑張って生きおられたりして、そのような印象を受けることが多いです。「解脱云々」は別としても、人間として十分な経験を積まれ、比較的完成に近い人格をお持ちなのかもしれません。
一方、二つのシステムで違ったように見える結果がでることもあります。私の知り合いにまるで聖者のような出生図をした方がおられます。たしかにパラーシャラのシステムでは、ほぼ素晴らしい出生図でした。
(もちろん詳細に検討すれば、他に様々な要素が見つかります。)
しかしジャイミニ・システムで観てみると、ある過去世に起因する問題が浮かび上がってきました。ご本人に確認すると確かにそのような問題がある(あった)ということ。しかしその方はその出来事を、聖者のように俯瞰してやり過ごすことができたとのことです。
また私は、ここ数年の間にパラーシャラで観ると最悪の時期(アリシュタ・ヨーガ)、ジャイミニで観ると最高の時期(ラージャ・ヨーガ)という期間がありました。その時期は体を壊して大変な状況でしたが、精神的には信じられない位大きな達成がありました。
人生は、様々な要素に満ち溢れていますので、多角的に運命を観る必要があると思います。
一つのシステムでも深く掘り下げれば、多くのことがわかりますが、2つないしは3つのインド占星術のシステムを使って運命を鑑定するのは、正確な予言をするのに非常に役に立ちます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャとドゥルガー 2

実はガネーシャの効果とされる障害の除去というのは、外から来るものに対して行いますが、ドゥルガーの否定性の除去は自分の内側から来るものに対して行うという考え方があるという話を、プージャの専門家からお聞きしたことがあります。
ドゥルガーは占星術的にはケートゥと関係があるとされています。(ガネーシャがケートゥ、ドゥルガーがラーフという説もあります。)ケートゥはラーフの反対側にある星で、外へ向かうラーフのエネルギーに対し、内に向かうエネルギーとされます。
ガネーシャはムンバイあたり、ドゥルガーはベンガル地方の出身と、信奉の中心地がそれぞれインド亜大陸の東西に分かれているというのも象徴的です。私はドゥルガープージャはやらないのですが、お聞きした話ではドゥルガーのプージャは(全部かどうかわかりませんが)深夜にやるものがあるそうです。(普通プージャは昼間やります。夜やるものは他にカーリーやバガラムキなど強力な神格の女神が多いようです。)
しかも一般的にプージャの時は酸っぱい果物は捧げないのですが、ドゥルガーにはレモンを捧げるそうです。その他にも赤いトウガラシや白いカボチャなど独特の捧げものをするそうです。
何だかとても妖しく?感じてしまいます。しかしそれは逆にある種の強力な魅力でもあるわけで、同時に惹かれるものでもあります。ガネーシャもドゥルガーも元々は怖い神格を持っていたと思われます。そしてその時代に扱えたのは強力な法力を持った行者だけだったと想像します。現在は、シヴァの傘下に入り善神になりました。誰でも祈ることができ、怖い神格もあまりなくなりましたが、強力な現生利益的なパワーは健在です。人気のある神様である理由がわかる気がします。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャとドゥルガー 1

一般的にプージャなどををやるときに、通常はガネーシャのプージャを最初にやります。これはシヴァのプージャをやるときも、ラクシュミーのプージャをやるときも同じです。皆様がガネーシャプージャ以外のプージャサービスを申し込まれた場合でも、実施するパンデット(僧侶)は最初にガネーシャに祈りを捧げていると思います。
不肖私ガネーシャ・ギリも個人的に、自分で毎週月曜日はシヴァのプージャをやり、土曜日はマハーラクシュミーのプージャをやっておりますが、それぞれのプージャの前に必ず「ヴィクネーシュワラー・プージャ」と呼ばれるガネーシャ・プージャの1種をやっています。
なぜ最初にガネーシャのプージャをやるかというと、ガネーシャが障害除去の神様だからです。最初に障害を除去しなければどのような願いも神々に届かないといった考えがあるからでしょう。ちなみにヴィクネーシュワラーはサンスクリット語でそのまま障害除去の意味になります。
ちなみに現在インドで絶大な人気を誇るガネーシャ神は、元々は障害の神だったのですが、障害をつかさどる故に信奉され、障害除去の神になったと言われています。ですからインド占星術において恐れられているラーフとガネーシャが関係しているのも象徴的ですし、日本に渡ったガネーシャである歓喜天がとても怖い神様なのにも納得がいきます。ともあれ、現在ガネーシャは障害除去の強力な神様としてゆるぎない地位におられます。
ところでもう一柱、似ている効果を表す神様がおられます。それは美しき破壊の女神ドゥルガーです。ドゥルガーは否定性の除去の神様とされています。障害の除去と否定性の除去は何となく似た表現なので、混合してしまいそうに思います。
しかし、最初にドゥルガー・プージャを実施するというのは、あまり一般的ではないと思います。(次号に続く)
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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聖者のホロスコープ

私は思うところがあり、基本的に聖者のホロスコープを自分で検証することはありません。
しかし聖者のホロスコープ自体は世の中に結構出回っています。
他のインド占星術の先生方の解説した聖者のホロスコープを拝見すると、やはり聖者は聖者らしいホロスコープをしているなと感じます。
面白いのは、同じように聖者と言われる方でも、やはりその個性によって全く違うホロスコープをしていることです。
よくサンヤーシ・ヨーガ(過去世で僧侶だったことを示す星の配置)や2重に傷ついた月などが、聖者によくみられると言いますが、もちろんそれがある方もない方もおられます。
また聖者でなくても、まるで聖者のようなホロスコープをしている方を見かけることがありますし、逆に聖者という触れ込みの方でも聖者のようなホロスコープをしていないこともあります。
これは、解釈が難しいのですが、聖者でなくても聖者のようなホロスコープをしている方はやはり本質的には聖者のような方なのでしょう。
一方聖者という触れ込みの方でも聖者のホロスコープをしていない場合は、その方が本来は聖者にはならない運命の持ち主ながら、厳しい修行を積んで聖者のレベルに達した可能性を考えることができます。また逆に残念なケースですが本質的には聖者ではない場合も考えられます。
私はある有名な聖者からホロスコープをつくっていいという許可をいただきました。
許可はいただいたものの、ホロスコープを作っただけで詳しくは調べていません。しかしぱっと見ただけで機能的に吉星化した土星が信じられない位強力に働いているのが読み取れました。さらに木星や月も特別な配置であるのもうかがえます。
土星は労働や苦労などを表し、忌み嫌われる星ではありますが、人によっては吉意をもたらします。これはある種の聖者の中にも良く見られる配置です。有名なラーマクリシュナ・パラマハンサや、先日亡くなられたサティヤ・サイババ、抱きしめる聖者アムリタ・アーナンダ・マイー・デーヴィーもそれぞれタイプが違いますが、ホロスコープ上で土星が非常に良い働きをしていると言われています。
私に許可を下さったこの聖者の方も、占星術的に見ても間違いなく聖者の範疇に入る方だと思います。
個人的には聖者は少なくともサマーディを体験しているのだと考えていますが、究極の体験といわれる同じサマーディを体験する運命にありながらながら、我々一般人と同じように、個性に大きく違いがあるのはやはり興味深いです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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降りてきたムドラー

最初に私に個人的なムドラーが降りてきたのは2004年のことです。ヨーガの師から学んだムドラーをやり始めて12年ほど経ったころです。
当時、私はサラリーマンで少し危険を伴う仕事をしていました。その危険を伴う業務の時、気がつくと両手をいつも同じように組んでいたのです。その組み方は厳密に言うと3種類あったのですが、どの組み方をしても危険なことに遭う確率が極端に減ったことに気がついたのです。
「面白い。これはムドラーかな。」と、すぐ気がつきました。必然性のあるときに必要な行法が降りてくるという話を師にお聞きしたことがあったからです。しかしこの3種類のムドラーは、続けて行うとバランスが悪く、どうもしっくりきませんでした。しかし一つ一つは組むと気持ちがよく非常に自分に合った気がしていました。
翌年、偶然非常に美しいヒマラヤ産の美しい水晶のポイントを手にいれました。その晩睡眠中に夢の中でヒマラヤ水晶のように美しいムドラーが出てきました。そのムドラーを上記3つのムドラーの2番目と3番目の間に入れると非常にバランスが良いことに気付きました。そうして得た計4つのムドラーを遊び感覚で組んでいると、さらにもう一つムドラーが生まれました。
2006年の8月に最後のムドラーが降りてきました。この日はブータンという国において、私の今までのヨーガ修行人生でもっとも強烈な体験をしてからちょうど10年後の同じ日でした。6つのムドラーを続けて組むと信じられない位気持がよく、かつとてもパワフルに感じました。
2008年のヒマラヤ修行でヨーガの師にお見せすると、全てのムドラーについての解説をして下さった上で、「美しいムドラーだね。これは他人に伝授するものではなく、自分個人のムドラーとして使うといいよ。」というアドヴァイスをいただきました。
この修行の帰り道、一人インドに残った私は、尊敬するデリーの老占星術家を訪ねました。過去にも鑑定をしていただいていたのですが、出生図をお見せすると「ふ〜む、君は最近特別な能力を得たようだな。」と言われました。その瞬間それはおそらくムドラーのことだろうと思いました。他に心当たりがなかったのです。
ごく普通の日本人である私にムドラーが降りてくるということは、どなたにも降りてくる可能性があるということだと思います。私のヨーガ講座でも時々遊びの要素を取り入れてオリジナルのムドラーを作る練習をしています。ほんの少しアドヴァイスを差し上げると、美しいムドラーが生まれたりするので、面白いです。
ただしムドラーは組んで効果がなければ意味がありません。そのようなムドラーを降ろすには、やはりある程度の修行の積み重ねと、星からのサポートが必要なのだと思います。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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