いきなり過激な題名で恐縮ですが、インド占星術における土星は動きが大変遅く一つの部屋(星座)におよそ2年半ほどとどまり続けます。
土星をはじめすべての星々には、良い力を発揮する部屋やそうでない部屋があります。
そのため、土星が良い部屋にいる時期に生まれた世代や、土星が悪い部屋にいる時期に生まれた世代、という世代の差が出てきます。
土星は、苦労や困難などネガティブな意味以外に人気なども表します。
シャシャ・ヨーガというコンビネーションをホロスコープに持つ方はとても人気があるのは、良く知られています。
土星以外に精神性を表す木星も比較的動きが遅い惑星です。
少々乱暴な理論ではありますが、 この土星と、さらには木星などがよい配置にある時期に生まれた世代の中からは、よい運命を持つ方々が生まれやすいともいえるかもしれません。
題名の「救世主」がキリストのような聖者を表すのではなく、世の中を良い方向に導いてくれる様々な分野のカリスマ、という解釈をしていただくとすれば、たしかに土星や木星の配置のよい年に生まれやすいのでないか、と感じてもおります。
もしかしたらそういう方々が活躍し出す時期がそう遠くない時期にくるのかもしれません。
色々な意味で、安泰、とは言えない世の中ですから、期待したいものですね。
もちろん、私(ガネーシャギリ)と同じように、残念ながらよい星の配置でない時期に生を受けた方々も、霊性はいくらでも磨くことが可能です。
ヨーガや瞑想、神々の礼拝を通して魂を磨き、私たちそれぞれが少しでも救世主のような精神性に近づけるように、努力して生きたいものですね。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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