ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
5月20日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第36回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.40,880(約76,700円)です。
今回は、前回から約3ヶ月でのお届けとなりました。
インドは1年でもっとも暑い時期を迎えており、福祉施設がある首都のデリー近郊では、45度近い気温に達する日が続いています。
太陽の光が満ちる今、5月10日には、不朽の繁栄を招く日といわれ寄付を行う吉日でもあるアクシャヤ・トリティーヤーが祝福されました。
この時を通じて皆様からたくさんの温かいお気持ちをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
コロナ禍を経て経済成長が続いているインドでは、物価の高騰が課題になっており、福祉施設でもこれらの変化に適応しながら運営を続けています。
限られた資源の中でも、常に効果的な支援方法を模索し、多くの人々に寄り添うための努力が行われています。
今回の物資の支援でも、定番となった伝統的な甘いお菓子、ラッドゥーを含む物資をお届けすることができ、その喜びが施設全体に活力をもたらしました。
甘いお菓子を待ちわびる入居者の笑顔は、スタッフの日々の努力を報いてくれるものであり、私たちに大きな喜びを与えてくれるものでもあります。
福祉施設では、身寄りのない高齢者や障害を持つ人、また孤児など、様々なバックグラウンドを持つ人々を受け入れています。
3食の食事に加え適切な医療を提供するだけでなく、入居者が社会の大切な一員であることを感じられるように、季節の行事を共に楽しむ環境作りなども行われています。
インド経済は成長を続けており、人々の消費パターンにも変化が見られる一方で、多くの家庭では支出が増加し、貯蓄率が低下しているといわれます。
福祉支出の増加が政府の焦点になっているともいわれる中、特に都市部において家庭の形態が徐々に変化しており、このような施設への理解やその必要性が高まっています。
目まぐるしく変化する社会において、より良い社会作りに貢献することができるよう、今後も支援を継続していく計画です。
皆様の温かいお気持ちから、社会に朽ちることのない平和が広まりますよう心から願っています。
いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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