ヨーガ・スートラ第2章第40節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


शौचात्स्वाङ्गजुगुप्सा परैरसंसर्गः॥४०॥
Śaucātsvāṅgajugupsā parairasaṁsargaḥ||40||
シャウチャートスヴァーンガジュグプサー パライラサンサルガハ
清浄によって、自身の肉体への嫌悪と、他人との接触に嫌悪が生じる。

簡単な解説:前節において、非所有が不動となると、常に外に向いていた心が内に向き、過去・現在・未来に至る自分自身の生涯を知ることができると説かれました。本節では、清浄の実践によって、肉体が絶え間なく汚れることに気づくと、肉体への愛着がなくなり、他人に触れることにも嫌悪が生じると説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第39節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


अपरिग्रहस्थैर्ये जन्मकथन्तासम्बोधः॥३९॥
Aparigrahasthairye janmakathantāsambodhaḥ||39||
アパリグラハスタイリイェー ジャンマカタンターサムボーダハ
非所有が不動となると、生涯のあらゆる知識を得る。

簡単な解説:前節において、純潔が堅固に確立すれば、精力が蓄積され、心身ともに大きな力を持つようになると説かれました。本節では、非所有が不動となると、常に外に向いていた心が内に向き、過去・現在・未来に至る自分自身の生涯を知ることができると説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第38節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


ब्रह्मचर्यप्रतिष्ठायां वीर्यलाभः॥३८॥
Brahmacaryapratiṣṭhāyāṁ vīryalābhaḥ||38||
ブラフマチャリヤプラティシュターヤーン ヴィーリヤラーバハ
純潔が堅固に確立すれば、巨大な力を獲得する。

簡単な解説:前節において、不盗が堅固に確立すれば、あらゆる種類の富が自然に集まってくると説かれました。本節では、純潔が堅固に確立すれば、精力が蓄積され、心身ともに大きな力を持つようになると説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第37節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


अस्तेयप्रतिष्ठायां सर्वरत्नोपस्थानम्॥३७॥
Asteyapratiṣṭhāyāṁ sarvaratnopasthānam||37||
アステーヤプラティシュターヤーン サルヴァラトノーパスターナム
不盗が堅固に確立すれば、あらゆる宝石が集まる。

簡単な解説:前節において、正直が堅固に確立すれば、その人の述べる言葉が何であれ真実となるように、行為の結果はその人の意志に従うと説かれました。本節では、不盗が堅固に確立すれば、あらゆる種類の富が自然に集まってくると説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第36節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


सत्यप्रतिष्ठायां क्रियाफलाश्रयत्वम्॥३६॥
Satyapratiṣṭhāyāṁ kriyāphalāśrayatvam||36||
サティヤプラティシュターヤーン クリヤーパラーシュラヤトヴァム
正直が堅固に確立すれば、行為と結果の拠り所となる。

簡単な解説:前節において、不殺生が堅固に確立すれば、その人の側では、あらゆる敵意が消えてしまうと説かれました。本節では、正直が堅固に確立すれば、その人の述べる言葉が何であれ真実となるように、行為の結果はその人の意志に従うと説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第35節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


अहिंसाप्रतिष्ठायां तत्सन्निधौ वैरत्यागः॥३५॥
Ahiṁsāpratiṣṭhāyāṁ tatsannidhau vairatyāgaḥ||35||
アヒンサープラティシュターヤーン タットサンニダウ ヴァイラティヤーガハ
不殺生が堅固に確立すれば、その側では敵意を捨てる。

簡単な解説:前節において、数限りなく生じる邪念や殺生は、それら全てが無限の苦痛と無知をもたらすと想うことが、邪念に対抗する想念であると説かれました。本節では、不殺生が堅固に確立すれば、その人の側では、あらゆる敵意が消えてしまうと説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第34節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


वितर्का हिंसादयः कृतकारितानुमोदिता लोभक्रोधमोहपूर्वका मृदुमध्याधिमात्रा दुःखाज्ञानानन्तफला इति प्रतिपक्षभावनम्॥३४॥
Vitarkā hiṁsādayaḥ kṛtakāritānumoditā lobhakrodhamohapūrvakā mṛdumadhyādhimātrā duḥkhājñānānantaphalā iti pratipakṣabhāvanam||34||
ヴィタルカー ヒンサーダヤハ クリタカーリターヌモーディター ローバクローダモーハプールヴァカー ムリドゥマディヤーディマートラー ドゥフカージュニャーナーナンタパラー イティ プラティパクシャバーヴァナム
邪念や殺生などは、為しても、為されても、容認しても、貪欲、怒り、妄想が原因であれ、温和、中位、過激であれ、無限の苦痛と無知をもたらす。それが、反対の想念である。

簡単な解説:前節において、もし邪念が起こり、禁戒と勧戒(ヤマとニヤマ)の実行が妨害されるのであれば、その邪念に対抗する想念を抱くと良いと説かれました。本節では、邪念や殺生などは、自分で為しても、他人に為されても、それを容認しても、貪欲、怒り、妄想が原因であれ、温和、中位、過激であれ、それら全ては無限の苦痛と無知をもたらすと想うことが、邪念に対抗する想念であると説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第33節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


वितर्कबाधने प्रतिपक्षभावनम्॥३३॥
Vitarkabādhane pratipakṣabhāvanam||33||
ヴィタルカバーダネー プラティパクシャバーヴァナム
邪念に妨害されるなら、反対を念想する。

簡単な解説:前節において、ヨーガの8つの部門の2番目にあたる勧戒ついて、清浄、知足、苦行、学習、至高神への祈念であると説かれました。本節では、もし悪い想念が起こり、禁戒と勧戒(ヤマとニヤマ)の実行が妨害されるのであれば、その悪い想念に対抗する想念を抱くと良いと説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第32節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


शौचसन्तोषतपःस्वाध्यायेश्वरप्रणिधानानि नियमाः॥३२॥
Śaucasantoṣatapaḥsvādhyāyeśvarapraṇidhānāni niyamāḥ||32||
シャウチャサントーシャタパハスヴァーディヤーイェーシュヴァラプラニダーナーニ ニヤマーハ
清浄、知足、苦行、学習、至高神への祈念は、勧戒である。

簡単な解説:前節において、ヨーガの8つの部門の最初にあたる禁戒ついて、身分、地域、時間、状況に制限されず、どのような場合においても守られる時、偉大な誓戒となると説かれました。本節では、ヨーガの8つの部門の2番目にあたる勧戒ついて、清浄、知足、苦行、学習、至高神への祈念であると説かれます。

ヨーガ・スートラ第2章第31節

Hindu God Yoga Sutra of Patanjali Statue on Exterior of Hindu Temple


जातिदेशकालसमयानवच्छिन्नाः सार्वभौमा महाव्रतम्॥३१॥
Jātideśakālasamayānavacchinnāḥ sārvabhaumā mahāvratam||31||
ジャーティデーシャカーラサマヤーナヴァッチンナーハ サールヴァバウマー マハーヴラタム
身分、地域、時間、状況の制限がなく、普遍的である時、偉大な誓戒となる。

簡単な解説:前節において、ヨーガの8つの部門の最初にあたる禁戒とは、不殺生、正直、不盗、純潔、非所有であると説かれました。本節では、その禁戒について、身分、地域、時間、状況に制限されず、どのような場合においても守られる時、道徳を超えた解脱の要因としての意味を持つ、偉大な誓戒となると説かれます。