चित्तान्तरदृश्ये बुद्धिबुद्धेरतिप्रसङ्गः स्मृतिसङ्करश्च॥२१॥
Cittāntaradṛśye buddhibuddheratiprasaṅgaḥ smṛtisaṅkaraśca||21||
チッターンタラドリシュイェー ブッディブッデーラティプラサンガハ スムリティサンカラシュチャ
心が別の心によって見られるならば、覚から覚への際限のない連鎖となり、さらには、記憶の混乱が生じる。
簡単な解説:前節において、心は見るものと見られるものを同時に認識することはできないと説かれました。本節では、もし心が別の心によって見られるとするならば、覚から覚への際限のない連鎖に陥り、さらには記憶の混乱が生じると説かれます。心を見る不変のプルシャの存在を認めるべきであるということが説かれます。
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