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お知らせ

ポストコロナ福祉活動支援募金活動報告(その9)

ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

2月18日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第35回目の物資の支援を行うことができました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.40,970(約74,000円)です。
今回は、前回から約2ヶ月でのお届けとなりました。

インドでは乾季の中でも冬が終わり、春の陽気が溢れる時を迎えています。
暑季が始まる前の束の間の過ごしやすい時となり、施設の訪問は街の喧騒を離れた静けさの中で、和やかな人々の温もりを感じることができました。

物資の支援を行う福祉施設には家族と一緒に生活することができない高齢者が多く暮らし、日本における特別養護老人ホームに似た重要な役割を果たしています。
しかし、高齢者だけでなく、家族と暮らすことができない精神的・身体的な障害を持つ人々や、孤児も受け入れています。
要請を受け、道端で倒れている末期の病人や負傷者を受け入れることも少なくありません。
さらには、宗教的な信念に基づき、身寄りのない遺体に最後の儀式を施すこともあります。
施設では、こうした居場所のない人々へ3食の食事、適切な医療を提供するとともに、社会の大切な一員として迎え入れています。

これらの取り組みは、多方面からの寄付によって支えられています。
インドでは高齢の家族を家庭でお世話することが一般的であり、このような施設は多くありませんが、その存在意義は計り知れません。
スタッフの誰もが家族のような温かさで接し、施設全体は愛情あふれる雰囲気で包まれています。

コロナ禍を乗り越え、今日に至るまで施設は安定した運営を続けていますが、一人でも多くの人を迎え入れるため、限られた資源で最大限の支援を提供し続けることが日々の挑戦となっています。
そんな中、今回もラッドゥーなどの甘いお菓子を含む支援物資をお届けすることができました。
このお菓子を待ちわびる入居者も多く、その喜びは施設に新たな活力をもたらしてくれているようで、私たちも心温まる瞬間を共有しています。

現在はインドでも物価の高騰が大きな課題となっており、施設の安定した運営にも影響を与えています。
多くの挑戦に直面しながらも、より良い社会づくりに貢献できるよう、支援の手を継続していく所存です。
皆様の温かいご支援が、社会に希望の光を広げていくことを心より願うとともに、積極的にその活動に携わっていきたいと思います。

いつも温かいご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

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