新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
5月21日に、首都デリーで動物の保護活動を行なっている施設へ、第12回目の医療物資の支援を行うことができました。
獣医師の指導のもと、今回はRs.34100(約56,200円)の医療物資を手配し、配送料を含め、支払った金額はRs.34600(約57,000円)となっています。
今回の医療物資は、前回から約2ヶ月でのお届けとなりました。
医療物資は引き続き、怪我をした動物のための治療薬や、衰弱した動物のための栄養剤が主なものとなっています。
現在、保護施設では犬を中心に、猫や野鳥、牛やロバなど、400頭以上の動物を保護しています。
コロナ禍により、近くで動物の保護活動を行なってた別のNGOが閉鎖されているため、負担が重くのしかかっています。
十分なお世話ができる状況ではありませんが、保護した動物の安全の確保と可能な範囲でのケアを行っています。
現在、新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いていますが、保護活動を行う首都のデリーでは、記録的な暑さが続いてます。
3月から何度も熱波に見舞われており、45度以上の気温が続く環境の中で暮らす動物たちにも深刻な影響が出ています。
保護施設では怪我をしたり衰弱した動物を保護し、安全に過ごせるようにケアを行っていますが、この暑さにより脱水症状になっている動物が多く、今回の支援は栄養剤が多くなりました。
あと1ヶ月はこの暑さが続く時となり、屋外で過ごす動物たちの健康が懸念されています。
生活環境が厳しくなり保護を必要とする動物が多くいますが、社会経済活動の多くが再開した現在もまだ状況は不安定な上に、昨今の社会情勢によりコストがかさみ、活動はとても厳しくなっています。
救える命は限られていますが、動物たちが少しでも穏やかに過ごすことができるように、皆様の温かいお気持ちとともに活動を支えていければと思います。
保護施設へは今後も医療物資の支援を継続していく予定です。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
コメント