インドは現在大変な経済発展を遂げていますね。
私（ガネーシャギリ）が2001年にアラハバードで行われたクンブメーラーに参加させていただいた時、
知り合ったサドゥに「日本から来た。」と言うと、「おお日本か。大変豊かな国だな。だが精神文化はインドの方が豊かだぞ。」と言われました。
表現は違いますが同じようなことを別のサドゥにも言われた記憶があります。
しかし現在のインドの経済力が日本を抜くのも時間の問題とも言われており、もしかしたら、あれから2巡した2025年のクンブメーラーでは「インドの方が豊かで、精神文化も上だぞ。」と言われるかも知れません。
インドの精神文化の素晴らしさは認めるとしても、日本の精神文化がインドに劣るとは全く思わないのですが、現実問題として経済力が上がれば物価も上がります。
とはいえ、霊的なアイテムが私たち日本人の手に届かないほど値段が上がるとは思いません。
もし心配があるとすればプージャーだと思います。
豊かになったインドのヒンドゥー教の人たちは、より発展するためにさかんに寺院や僧侶にプージャーを依頼するようになるかも知れません。
すると、需要と供給のバランスでプージャーの実施料金はインド全体で上がる可能性もあります。
（とはいえグループホーマやグループプージャーでは影響は限定的だと思います。）
実は今から20年くらい前にもルドラークシャにおいて同じような現象が見られました。
豊かになったヒンドゥー教徒の方々がルドラークシャに熱い視線を送り始めたのです。
（それまではシヴァ派の行者や熱心な信仰の方々などが使用者の中心でした。）
結果ルドラークシャの値段が上がったのです。
もちろん私たちがプージャーを受けられなくなってしまうほどになる可能性は低いでしょうけれど、ご興味を持っている個人プージャーは今のうちに受けておくのはとても良いことだと思います。
（サディサティのプージャーなど、星回りの時期に関係するプージャーはその限りではありません。）
思い立ったが吉日という言葉もありますし、元々プージャーにはそういう側面もあると思います。
プージャーはインドの精神文化の中心になる技法ですし、不安定な世界状況をみても受けておくに越したことはないでしょう。
私自身も可能なら今年中にあと２つの個人プージャーを受けたいと思っております。
皆様に神々の祝福がありますように！
（文章：ガネーシャ・ギリ）
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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