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シュラーヴァナ・ソーマヴァーラ・ヴラタ2023

毎年、7月〜8月は、1年の中でとりわけ神聖な月とされるシュラーヴァナ月を迎えます。

シュラーヴァナ月はヒンドゥー暦の5番目の月であり、多くの祭典や吉兆の日で満たされています。
言い伝えによると、天地創造の神話である乳海攪拌は、この月に起きたと伝えられます。

シュラーヴァナ月はシヴァ神を礼拝する吉祥な月であり、多くの人々が月曜日に断食や瞑想を行います。
この行いは、シュラーヴァナ・ソーマヴァーラ・ヴラタと呼ばれます。

シヴァ神は、「チャンドラシェーカラ=三日月の冠を持つ者」という名を持つように、月と深く関連し、月曜日の礼拝がとりわけ勧められます。
例えば、このシュラーヴァナ月に起こったとされる乳海撹拌において、世界を救うために、シヴァ神は生み出された猛毒を飲み込みました。
そして、飲み込んだ猛毒の影響を和らげるために、三日月を頭に乗せて冷やしたと伝えられます。
それ故、このシュラーヴァナ月の月曜日にシヴァ神を礼拝することで、多くの恩寵を得ることができると信じられています。

シュラーヴァナ月は、7月〜8月の満月を始まりとするか、もしくは新月を始まりとするかで、地域や慣習によって異なり、大きく北インドと南インドで分けることができます。
2023年のシュラーヴァナ・ソーマヴァーラ・ヴラタは以下の通りです。
この日は、ルドラークシャを身につけたり、シヴァリンガムのアビシェーカを行ったり、シヴァ神のマントラを唱えたりするとりわけ吉祥な時となります。

※シュラーヴァナ月は約1ヶ月間となりますが、2023年は閏月となるアディカ・マーサがこのシュラーヴァナ月の間に約1ヶ月間加わるため、約2ヶ月間となっています。

主に北インドのシュラーヴァナ月:2023年7月4日〜8月30日(シュラーヴァナ・アディカ月:2023年7月18日〜8月16日)
・第1月曜日:7月10日
・第2月曜日:7月17日
・(閏月)第1月曜日:7月24日
・(閏月)第2月曜日:7月31日
・(閏月)第3月曜日:8月7日
・(閏月)第4月曜日:8月14日
・第3月曜日:8月21日
・第4月曜日:8月28日

主に南インドのシュラーヴァナ月:2023年7月18日から9月15日(シュラーヴァナ・アディカ月:2023年7月18日〜8月16日)
・(閏月)第1月曜日:7月24日
・(閏月)第2月曜日:7月31日
・(閏月)第3月曜日:8月7日
・(閏月)第4月曜日:8月14日
・第1月曜日:8月21日
・第2月曜日:8月28日
・第3月曜日:9月4日
・第4月曜日:9月11日

シヴァ神の大きな恩寵がありますように、心よりお祈り申し上げます。

参照:2023 Sawan Somwar

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