アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、３月19日に500皿（第68回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは３月25日の満月に、カラフルな喜びが溢れる待ちに待ったホーリー・フェスティバルが祝福されます。
奉仕を行う首都のデリーではまだ肌寒い日もありましたが、現在は30度を超え、色粉や色水を掛け合うホーリーを迎える喜ばしい天候になっています。
４年前のホーリー・フェスティバルは、新型コロナウイルスの流行の兆しが見えはじめた頃にあたりました。
そのホーリーの祝福を終えたおよそ２週間後には、半年にわたる厳しい全土封鎖が始まります。
その後も都市封鎖や外出禁止が繰り返し行われるも、現在はコロナ禍を経て日常が戻り、インド経済は目覚ましい成長を続けています。
しかし、続く物価高や気候変動による影響など、経済的に困窮する人々は過酷な生活を余儀なくされています。
そんな中で続くアンナダーナのような布施の伝統は、社会を支えるとともに、私たち自身が豊かな精神を育むための貴重な機会になるものです。
社会と向き合い価値ある霊性修行を実践できるように、今後もアンナダーナの奉仕を努めていく所存です。
インドではこれから長く暑い夏が始まろうとしています。
ホーリー・フェスティバルを迎える時、皆様も春の喜ばしい時を過ごされますように、心よりお祈り申し上げます。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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