アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、7月4日に500皿(第31回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
今週の食事の奉仕は、1年でとりわけ神聖なシュラーヴァナ月の始まりの時となりました。
シュラーヴァナ月は雨季の始まりに重なりますが、インドでは今年は平年に比べ6日早く全土が雨季に入りました。
うだるような暑さが終わり、恵みの雨が降り注ぐ時となりますが、雨季の始まりは天候が不安定になりがちです。
雨が十分に降らず熱波が続く地域がある一方で、季節外れの大雨に見舞われた地域もありました。
こうした天候不順により、現在は野菜の価格が高騰しています。
例えば、インドの料理に欠かすことのできないトマトは、1kgあたり20ルピー(約35円)前後で購入できる時もありますが、ここで150ルピー(約260円)まで高騰している地域があります。
食事の奉仕を行う地域に暮らす人々は、大家族で暮らし、稼いだ日銭でその日をやっと過ごす生活をしており、生活必需品の価格の高騰によって生活はとりわけ困難を極めます。
栄養価の高い食材を減らさざるを得ない状況もある中、こうした食事の奉仕が少しでも家計の足しになり、健やかに日々を過ごすことができるように願いながら奉仕を行なっています。
インドはこれから雨季の雨が本格的になり、大雨の警報が出されることも多くなります。
穏やかな自然のもと、生きとし生けるものが幸せに暮らすことができるように願いながら、奉仕を継続していきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
コメント