アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、２月21日に500皿（第13回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは今年は２月18日に、シヴァ神を讃えるマハーシヴァラートリが祝福されました。
毎年、芽吹きの季節に祝福されるマハーシヴァラートリは、穏やかな気候の中でシヴァ神への深い祈りが捧げられます。
奉仕を行う大都市のデリーでも、その恵みへの感謝と共に、必要な人々へ捧げられる伝統的な布施が多く見られました。
そんなデリーでは、つい１ヶ月前はまだ最低気温が５度前後の日が続いていましたが、今週の月曜日には日中の気温が34度になり、過去17年間でもっとも暑い２月の気温となりました。
厳しい寒さからあっという間に春を迎え、暑く長い夏が始まろうとしています。
新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いていますが、昨年も記録的な暑さが続き、奉仕を行う地域に暮らす人々の多くは50度近い過酷な環境での労働を余儀なくされることから、今年の暑さも懸念されています。
極端な暑さはまだ先となりますが、少しでも穏やかな気候となるように願ってなりません。
この後は、３月の満月にホーリー・フェスバルが祝福されます。
自然の巡りを神々と共に祝福するインドの文化には、与えられた日々を社会の中で豊かに過ごすための大切な学びが秘められています。
それは全体が平穏に暮らす叡智でもあり、その実践を今後も奉仕を通じて継続していきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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