バガヴァッド・ギーター第3章第1節

अर्जुन उवाच ।
arjuna uvāca |
アルジュナ ウヴァーチャ
アルジュナは言った

arjunas【男性・単数・主格】[〜は、〜が]アルジュナ
uvāca【三人称・単数・パラスマイパダ・完了 √vac】[彼は]言った、話した

ज्यायसी चेत् कर्मणस् ते
jyāyasī cet karmaṇas te
ジャーヤシー チェート カルマナス テー
もし行為より優れているならば、あなたの

jyāyasī【女性・単数・主格、比較級、jyāyas】より有力な、より強い;より優れた、より良い、より大きい;より老いた;より尊ぶべき、より顕著な
ced【接続詞】そして、;時に;〜もまた、さえも;もし〜ならば
karmaṇas【中性・単数・従格、karman】[〜から、〜より]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
te【単数・属格、二人称代名詞 tvadの附帯形】[〜の、〜にとって]あなた

मता बुद्धिर्जनार्दन ।
matā buddhirjanārdana |
マター ブッデルジャナールダナ
考えられた知性が、クリシュナよ

matā【女性・単数・主格、過去受動分詞 √man】と考えられた、見なされた、思われた、評価された;承認された、認可された、十分に考慮された;(属格)によって尊重された、尊敬された、好遇された
buddhis【女性・単数・主格】[〜は、〜が]知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
janārdana【男性・単数・呼格】ジャナールダナよ。クリシュナの別名。名前は「人を悩ます者」の意。

तत्किं कर्मणि घोरे मां
tatkiṁ karmaṇi ghore māṁ
タットキン カルマニ ゴーレー マーン
どうして、私を恐ろしい行為に

tat【中性・単数・主格、副詞 tad】そこに;彼方に;そのように、その時に、すなわち
kim【中性・単数・主格、疑問代名詞 kim】何、誰、なぜ、どんな、どのように
karmaṇi【中性・単数・処格】[〜において、〜のなかで]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
ghore【中性・単数・処格、ghora】畏怖すべき、崇高なる;恐怖すべき、(苦痛等の)激しい
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私

नियोजयसि केशव ॥
niyojayasi keśava ||
ニヨージャヤシ ケーシャヴァ
あなたは駆り立てるのか、クリシュナよ

niyojayasi【二人称・単数・パラスマイパダ・現在・使役活用 ni√yuj】[あなたは]軛でつなぐ、(処格)に軛でつなぐ;(処格)に付着する・固定する;〜することを指令・激励・要求する;〜することを強制する・強いる;(職務)に任命する
keśava【男性・単数・呼格】ケーシャヴァよ。クリシュナの別名。名前は「美しい(長い)髪をもつ者」の意。

अर्जुन उवाच ।
ज्यायसी चेत्कर्मणस्ते मता बुद्धिर्जनार्दन ।
तत्किं कर्मणि घोरे मां नियोजयसि केशव ॥ १ ॥

arjuna uvāca |
jyāyasī cetkarmaṇaste matā buddhirjanārdana |
tatkiṁ karmaṇi ghore māṁ niyojayasi keśava || 1 ||
アルジュナは尋ねました。
「クリシュナよ、知性が行為より優れていると考えられるならば、
どうして私を恐ろしい行為に駆り立てるのでしょうか。