バガヴァッド・ギーター第3章第27節

प्रकृतेः क्रियमाणानि
prakṛteḥ kriyamāṇāni
プラクリテーヘ クリヤマーナーニ
プラクリティ(根本原質)の、なされる

prakṛtes【女性・単数・属格 prakṛti】[〜の、〜にとって]本来(または自然)の形体・状態;性質、素質、傾向、気分;基本形態、型、標準、規則;自然;(自然の)始原的構成要素[それから他のすべてが展開される]、根本原質;(国家の)構成要素
kriyamāṇāni【中性・複数・主格・アートマネーパダ・現在分詞 √kṛ】[〜している]為す、作る、遂行する、用いる

गुणैः कर्माणि सर्वशः ।
guṇaiḥ karmāṇi sarvaśaḥ |
グナイヒ カルマーニ サルヴァシャハ
諸行為はすべて、要素によって

guṇais【男性・複数・属格 guṇa】[〜によって、〜をもって]紐、網;灯心、弓弦;種類;要素;性質;根本的元素(地・水・火・風・空)の属性;根本的(三)原素
karmāṇi【中性・複数・主格 karman】[〜は、〜が]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
sarvaśas【副詞】全体に、集団で、完全に、一斉に

अहंकारविमूढात्मा
ahaṁkāravimūḍhātmā
我執に心を惑わされた者は

ahaṁkāra【男性】自意識;自己本位;自惚、自尊
vimūḍha【男性、過去受動分詞 vi√muh】〜に関して途方に暮れた、当惑した、不確実な;愚かな
ātmā【男性・単数・主格 ātman】[〜は、〜が]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
→ahaṁkāravimūḍhātmā【男性・単数・主格、所有複合語】[〜は、〜が]我執に惑わされた者、自我意識に心を眩まされた者

कर्ताहम् इति मन्यते ॥
kartāham iti manyate ||
カルターハム イティ マンニャテー
「私が行為者である」と考える

kartā【男性・単数・主格 kartṛ】[〜は、〜が]行為者、作者、働く者;実行者、設立者;創造者;祭官
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
iti【副詞】〜と、〜ということ、以上(しばしば引用句の後に置かれる)
manyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 √man】[彼は]考える、信じる、想像する

प्रकृतेः क्रियमाणानि गुणैः कर्माणि सर्वशः ।
अहंकारविमूढात्मा कर्ताहमिति मन्यते ॥२७॥

prakṛteḥ kriyamāṇāni guṇaiḥ karmāṇi sarvaśaḥ |
ahaṁkāravimūḍhātmā kartāhamiti manyate ||27||
諸行為はすべて、プラクリティ(根本原質)の要素によってなされる。
我執に心を惑わされた者は、「私が行為者である」と考える。