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ガネーシャ・ギリ

シヴァの聖地、ヴィシュヌの聖地

インドで、サドゥに会った場合、その人の所属する宗派によって性格的なものに違いがあるように見受けられます。
シヴァ派系のサドゥは、性格が荒々しい方が多い気がしますし、逆にヴィシュヌ派系の人は穏やかな方が多い気がします。
(同じシヴァ派などでも、その中の宗派によって、さらに性格的なものに違いがあるように感じます。)
もちろん、個々人の性格の違いは大きく、一概には言えませんが、ざっくり言うとそのような違いを感じます。
聖地にも似たような違いを感じます。
チャ―ルダーム(ヒマラヤの四大聖地)のケダールナート(シヴァ系の聖地)に行った時のこと。
ガウリークンド(麓の沐浴場)から登っていくと、だんだん体調が悪くなってきたました。
何といいますか、「荒々しく強力な気」が満ちているのです。
ケダールナートに到着する頃には、すっかり体調を崩してしましました。頭もぼーっとして正確に物事を考えられなくなっていました。
酸素が薄い高地のせいだけではない、と思いました。
ケダールナート寺院の中の「ご神体(地面から突きでた黒い石)」に額を着ける許可(とても幸運なことです)を僧侶からいただいたにも関わらず、額をつけることができませんでした。あまりに強烈だったからです。仕方なく両手だけを着きました。
一方、その隣のバドリナート(ヴィシュヌ系の聖地)に行った時のこと。あいにくの悪天候でひどく寒かったのですが、眠たくなるような非常に穏やかなエネルギーに満ちていたのを体験しました。
ヒマラヤの四大聖地の沐浴場は全て温泉なのですが、浸かっていると意識が飛びそうなくらい気持ち良かったことを覚えています。
ヒマラヤの四大聖地でも、シヴァ系かヴィシュヌ系かによって上記のような違いがあるように感じます。
シヴァ系の聖地は、もちろん内側には繊細な波動を秘めています。
しかし、表面的には荒々しさを感じるように思います。
逆にヴィシュヌ系の聖地はとても穏やかさを感じます。
私個人が今までやってきた修行は、シヴァ派的なものだと思います。またインド占星術的に見てもシヴァや息子のガネーシャが恩恵を与えてくれる神です。
でも個人的には、ヴィシュヌ的な聖地も大好きです。
破壊神シヴァと維持神ヴィシュヌの性格の違いは、その聖地もにダイレクトに表れるように感じます。
日本の神道などに通ずる興味深い現象だと思います。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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