以前コラムで書かせていただいたように、混沌に満ちたインドの地は、急速に発展し 整った地になりつつあるように思います。しかしながら、それはあくまで物質的な側面だけであり、インドの大地の持つ本来の呪力は、いささかも衰えていない、と感じます。
カルカッタ(2001年以前のコルカタ)はその混沌さから「宇宙で最も邪悪な場所」と呼ばれたこともあったそうです。
インドの中でもっともディープな地の一つと言って差し支えないでしょう。
2013年、私は遅ればせながら、初めてこの地を踏みました。
かつて大聖者ラーマクリシュナがおられたドッキネーショルのシヴァの祠の前で、ひれ伏して祈りを捧げているときに、出来立ての甘いお菓子が突然手の上に乗せられました。
はっと顔を上げると、近くには誰もおりませんでした。
それからマザーテレサのマザーハウスを訪れた時に「写真を撮っていい。」という許可をいただいたのでマリア像にカメラを向けると、自然にシャッターが下りたのです(その時はスマホではなく、カメラで撮影していました)。この2つの出来事は、本当に不思議でした。
これらの出来事はたまたま何かの具合で起こったもので、何か原因があり、実は不思議な出来事ではないのかもしれません。
しかし、インドの大地の持つ呪力には、こういうことが本当に起こっても不思議ではない、と思わせてしまう何かがあるのです。
3月には、またツアー参加者の皆さまとここを訪れる予定です。この地の呪力がいささかも衰えていないことを再確認し、そこから幾ばくかの力をいただいてきたいと考えております。この地の呪力を体験したい方がおられればぜひご一緒しましょう。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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