スタッフ日記:ケーララ豪雨災害の支援状況について

ケーララ豪雨緊急災害支援募金にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
過去100年間で最悪の被害が報告された豪雨災害から、およそ2ヶ月が過ぎました。
これまでに実施してきた支援の状況を、ご報告させていただきます。

10月は、セカンドモンスーンの時期とも言われ、落ち着いていたモンスーンの雨が再び強まることがあります。
何度か警戒が出されることがあり、大雨が降ることもありましたが、11月に入り、気候は少しずつ落ち着いてきました。
一年中常夏の気温が続くケーララ州でも、これからの時期は雨も少なくなり、気温も少し下がります。

皆様の温かいご支援のおかげで、支援活動は着々と進んでいます。
当初、支援の最初のステップとして計画していた生活必需品の支援は、配給を通じまだ続いていますが、支援を通じて生活の再建に奮闘する人々の姿が見られます。
貧しい人々の多くは、この豪雨災害によって、必死の思いで築き上げてきたものをすべて失いました。
長期的な支援を行う必要がありますが、人々にとって、皆様のご支援はとても大きな支えとなっています。

また、次のステップとして計画していた住居などの清掃や補修も進み、街や村はだいぶきれいになりました。
生活環境は衛生的になり、それだけで、日々の生活には安心が生まれます。
しかし、まだ雨の多い時期が続いていたため、本格的な住居の補修やトイレの建設には至っていません。
また、支援の手が届いていない地域もあるため、必要とする人々へ引き続き支援を行なっています。

最後のステップとして計画していたマイクロビジネスの支援も、他の支援と並行して少しずつ進めています。
NGOでは女性たちが社会で自立できるよう、洋裁訓練などを行なっていますが、豪雨災害によってミシンを失った女性たちに、ミシンを2台寄付することができました。
ミシンは足踏みミシンになりますが、1台およそ15000円〜20000円です。
今後も必要とする女性には、支援をできるように計画をしています。
また、気候にあわせながら、以前のように卵やミルクや野菜を売って収入を得られるように、今後は鶏小屋や家禽などの支援を進められるよう計画しています。

豪雨災害から2ヶ月が過ぎた今、人々や環境は落ち着きを取り戻しつつあります。
現在はケーララ州でも日が暮れるのが少し早くなりましたが、キリスト教徒が多いケーララ州では、宗教を超えてクリスマスが盛大に祝福されます。
これからの時期は喜びに満ちる時期でもあり、人々が少しでも、日々の生活に光を見出せるように、今後も支援を継続していきたいと思います。

皆様の温かいご支援に、心より御礼申し上げます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)