2019年のプラドーシャ

プラドーシャは、月の満ち欠けのそれぞれ13日目にあたり、月に2度訪れるシヴァ神を讃える吉兆な時にあたります。プラドーシャは夕暮れを意味し、特に日没の前後1時間半が吉兆と信じられ、夕暮れ時には数多くの寺院でシヴァ神に捧げられるプージャーが執り行われます。

プラドーシャには、乳海撹拌にまつわる神話があります。不死の霊薬であるアムリタを得るために、神々と悪魔が協力し、海を撹拌したと伝えられる乳海撹拌では、霊薬であるアムリタだけでなく、猛毒であるハラーハラも生み出されてしまいます。世界を救うために、その猛毒であるハラーハラを飲み込んだのがシヴァ神でした。シヴァ神が猛毒に倒れたとき、妻のパールヴァティー女神は、シヴァ神の首を押さえ、猛毒は喉で止まりました。シヴァ神の首は猛毒で青くなり、後にニーラカンタ(青い首を持つ者)と呼ばれるようになります。

神々は、パールヴァティー女神のおかげで一命を取り留めたシヴァ神の回復を願い、集いました。意識を取り戻したシヴァ神は、神々が集う嬉しさのあまり、アーナンダ・タンダヴァムの踊りを舞います。この時が、プラドーシャであると信じられます。

すべての神々が集い、シヴァ神がアーナンダ・タンダヴァを舞うプラドーシャの吉日に、シヴァ神への礼拝を捧げることで、平安、至福、解放が授けられると信じられています。このアーナンダ・タンダヴァの礼拝は、15日間(半月)に犯されたすべての悪い行いを取り除く非常に効果のあるものだとも伝えられます。

また、プラドーシャは、重なる曜日によって、月曜日はソーマ・プラドーシャ、火曜日はバウマ・プラドーシャ、土曜日はシャニ・プラドーシャと呼ばれます。月曜日のプラドーシャはシヴァ神からのとりわけ大きな恩寵、火曜日のプラドーシャは病からの解放、土曜日のプラドーシャは土星の悪影響を軽減する恩恵が授けられると信じられます。

2019年のプラドーシャをご紹介いたします。

1月3日(木)
1月19日(土) シャニ・プラドーシャ
2月2日(土) シャニ・プラドーシャ
2月17日(日)
3月3日(日)
3月19日(火) バウマ・プラドーシャ
4月2日(火) バウマ・プラドーシャ
4月17日(水)
5月2日(木)
5月16日(木)
6月1日(土) シャニ・プラドーシャ
6月14日(金)
6月30日(日)
7月14日(日)
7月30日(火) バウマ・プラドーシャ
8月12日(月) ソーマ・プラドーシャ
8月28日(水)
9月11日(水)
9月26日(木)
10月11日(金)
10月26日(土) シャニ・プラドーシャ
11月10日(日)
11月24日(日)
12月9日(月) ソーマ・プラドーシャ
12月23日(月) ソーマ・プラドーシャ

※プラドーシャの日にちは地域や慣習によって異なる場合があります。

参照:2019 Pradosham Days