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雑記帳

霊性を高める

インドだけでなく、世界中で実践されるようになったハタ・ヨーガは、身体をさまざまに動かすことで心にも安らぎがもたらされると、多くの人々から愛されています。この肉体的に働きかけるヨーガには、古くから伝わる霊性に通じた深い意味と、神々への信仰が秘められています。
伝統的なハタ・ヨーガは、シャクティ信仰と結びつくことが多くあります。男性原理であるシヴァと、女性原理であるシャクティが合一することで解脱に至ると考えられ、それは精神であるシヴァと物質であるシャクティの結合であるとも言われます。そしてハタ・ヨーガの主たる目的は、脊柱の最下部に眠るとされるシャクティを上昇させ、頭のてっぺんに座すシヴァとの合一を図ることであると伝えられてきました。
このシャクティは、身体の内に7つあるとされる主要なチャクラを伝って上昇していくと言われます。最下部である脊柱基底に始まり、下腹部からお腹、胸、喉元、眉間、そして頭のてっぺんに続くチャクラは、最下部ほどより物質的な象徴を持ち合わせるものであり、上昇するに従って、その象徴はより霊的なものへと変化していきます。
古代の賢者たちは、肉体をさまざまに動かすことでその内の物質的なエネルギーが上昇し、より精神的なものへと変化していく事実を見出し、巧妙な動きの一つ一つを事細やかに伝えてきました。その動きの中で、物質的なエネルギーが精神の力と合一する時、自分自身の小さな世界の中でシャクティとシヴァの結合が生まれます。
先人達が見出したヨーガの動き一つ一つには、自身の内のエネルギーをより霊的に変化させる術が秘められています。常に変化を生み出しとても不安定である物質的なエネルギーが、永遠不変の精神的なエネルギーに上昇することで、私たちはより安定し、平安に落ち着くことが可能となります。肉体を通じたヨーガに心の安らぎを感じ、世界中で人々が実践する理由がここにあるようにも思います。
神々は、自分自身の内に内在していると言われます。内なる小さな世界の中で経験する神々との合一は、何よりも自分自身を精神的に豊かなものとしてくれるに違いありません。
(文章:ひるま)

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