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ガネーシャ・ギリ

ヒマラヤに籠る

インドには、サドゥ(出家修行者)という人種がいます。中国の仙人思想や、日本の隠遁者も、元々はこのサドゥの生活スタイルが元になっていると想像されます。
サドゥの中には相当あやしげな人間も多いのですが、本来真面目なサドゥはヒマラヤなどに籠って修行しています。
しかし、どうして市井で人助けなどをやらないのか?という疑問も出てきます。実は日本の場合、迷える人たちを救うという考え方は大乗仏教の思想を大きく受けています。
如来ではなく、あえて菩薩の域にとどまり、衆生を救済するというものです。これは非常に素晴らしい考え方だと思います。それに異を唱えるつもりはありません。
しかし、タイなど東南アジアの上座部仏教は、大乗仏教と違うので、あまり衆生救済ということを前面に押し出してはいないと思います。僧侶は己の悟りのために修行にまい進します。
インドのヒンドゥー文化もそれに近いのかもしれません。
しかしながら、ヒマラヤに籠って修行するのは、何も人類のために寄与していないと思われるかもしれません。でもそうではないのです。
ヒマラヤに籠っているいる人は、ただ瞑想にまい進して、余分なことを考えません。
余分なことを考えないというのは、非常に純粋なエネルギーを生み出します。
この純粋なエネルギーが地球上の生きとし生けるものに、よい影響を与えていると考えられるのです。
実際に、瞑想する人が一定の割合を超えると、その街の犯罪率が激減するという統計があるのを聞いたことがあります。普通の人が瞑想をしてもそうなのですから、「専門家」であるサドゥが瞑想をすれば、地球全体によい影響を与えることは、容易に想像できるでしょう。
地球を救おうと思っていないサドゥ達が地球の救世主かもしれない・・霊的世界は不思議に満ちているのです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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