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ガネーシャ・ギリ

ラージャ・ヨーガ・カラカと宝石

illustration: OM symbol,amulet from Nepal,universe.

一般的にラージャ・ヨーガというと、瞑想のヨーガのことを指します。
しかしインド占星術の世界では、成功のヨーガ(星の結びつき)として、大変有名です。占星術でも瞑想でも、いずれにしましても「ラージャ(王)」という冠がつくわけですから、素晴らしいものを指すことに間違いはありません。

少し専門的な話で恐縮ですが、インド占星術の中にはラージャ・ヨーガ・カラカというものがあります。一般的な場合ラージャ・ヨーガは2つ以上の星で構成されるのですが、ラージャ・ヨーガ・カラカは、1つでラージャ・ヨーガを構成する表示体(星)ということになります。
理論上、牡羊座ラグナ(上昇宮が牡羊座)の人、と蠍座ラグナ(上昇宮が蠍座の人)以外の人に存在します。

インド占星術の鑑定を受けて、宝石で運命改善をする場合、このラージャ・ヨーガ・カラカの星の石と、ラグナの星の石を処方されることが多いです。
最近はインドでもコンピュータ・インド占星術の機械などを良く見かけるのですが、占ってみるとだいたいラージャ・ヨーガ・カラカの星の石と、ラグナの星の石を身に着けなさい、と出ます。
(牡羊座、蠍座の人はラグナの石と5番目の部屋を支配する星の石が使われることが多いです。)

しかし、このような処方の場合、良く効く場合と返って運気を下げてしまう場合の2つのパターンがあり得ます。
それは、星は太陽と月以外は2つの部屋を持っており、2つの部屋のバランスや力関係が人により違うことと、ラージャ・ヨーガ・カラカの星の石やラグナの石がどの部屋にあるかによって、個人差が出てくるからです。

宝石処方は、劇薬の面があります。ナヴァラトナ(9つの宝石)を身に着ける場合以外は、専門家の判断を仰ぐことをお勧めします。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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「ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』」
http://sitarama.jp/?pid=86384490

「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902

「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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