今回もクルタ（インドの主に男性の民族衣装）の話を書かせていただきます。
インドに行ったときにクルタを着る話を書かせていただきましたが、30年以上付き合いのある旅行会社の社長さん（インド等の旅行を得意とする会社）も、添乗等で訪れるインドではクルタを着ています。
ここの会社でインドツアーを主催させてもらった時などは、その他にも現地インドで新たにクルタを買う方もおられ、女性もパンジャビドレス（女性の民族衣装の一種）を買う方も結構おられるので、旅の終盤ではかなり華やかな感じの集団になったりします。
また私個人は、夏には日本でも外出時にクルタを着ることがあります。
とは言えさすがに裾の長いクルタは目立ちすぎますので、短いクルタを着ます。
日本で着てもそれほど違和感はないように思います。
それからクルタの色ですが、これには意味がある場合があります。
インドの霊的な出家修行者は基本的にオレンジ色を着ます。
またタントラ行者は黒を着たりします。
私は黒や青を着ることが多いですが、これはタントラ云々とはあまり関係なく、占星術的に合うカラーを着ているのです。
合う色の服を着るのは一定の運気上昇の効果が見込めます。
逆に個人的に合わない赤は絶対に着ないようにしています。
急速に発展したインドですが、まだまだダルズィー（裁縫屋）は結構残っていて、布を渡すと数時間でクルタをつくってくれる場合もあります。
ダルズィーの技術には個人差がありますが、腕のいいダルズィーに巡り合うととてもよいものが廉価で手に入ることもあります。
現在愛用しているクルタパジャマのうちのいくつかは、1990年代にカーテンの生地からダルズィーにクルタパジャマに仕立ててもらったものです。
20年位着続けていますが、まだまだ大丈夫そうです。
一生モノに出会ったと思っております。
機会がありましたら、民族衣装に挑戦してみるのも楽しいのではないでしょうか。
（文章：ガネーシャ・ギリ）
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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