チャイルド・スポンサーシップのご報告(2019年4月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
4月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

4月の配給では、通常通り、食材を中心とする物資の配給が行われました。
子どもたちの暮らすケーララ州では、現在、モンスーンが始まる前の一年で特に暑い時を迎えています。
気温は35度前後となりますが、湿気が多く、身体にこたえる暑さが続きます。
子どもたちは、長い夏休みを迎える時となりました。

夏休みの間には、子どもたちの学力向上のために、補習や特別クラスが行われることが多くあります。
しかし、厳しい暑さの中で十分な設備が整っていない場所では、体調を崩す子どももいることから、必要以上の補習や特別クラスは行わないよう伝達がありました。
一方で、授業日数は日本と同じように年間でおよそ200日前後となりますが、ストライキや天候不順によって休校となる場合も多く、夏休みの補習は必要不可欠であるとも捉えられています。

また、経済成長が続くインドでは、消費意欲が活発な中間層が拡大し、夏休みを通じては旅行に出かける家族も多くなりましたが、教育支援を行う子どもたちは低所得層・貧困層に入ります。
父親や母親が働きに出ていたり、子どもたちが夏休みを自ら有効に過ごせるほど成長できていない場合も多くあります。

教育支援を行う子どもたちは、長いお休みの間、農作業のお手伝いに行ったり、離れて暮らす家族や親類のもとを訪れたりして過ごすことがあります。
こうした経験も、さまざまな学びとなり、子どもたちの成長を育むものになることと思います。
NGOでも勉学に励むよう常に子どもたちを啓発していますが、夏休みの間はそれぞれの生活を有効活用できるよう、子どもたちをに声をかけながら地域で見守っています。

4月の配給も、子どもたちが率先して配給を進めました。
助け合いの精神を学ぶ子どもたちが、より明るい社会を築く存在となるように、可能な限り子どもたちのサポートをしていきたいと感じます。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)