・Om arunAchaleshvarAya namah
・オーム・アルナーチャレーシュヴァラーヤ・ナマハ
・意味:アルナーチャレーシュヴァラ神に帰依いたします
ティルヴァンナマライの聖丘であるアルナーチャラ神に捧げるマントラです。
アルナーチャラ・マハートミャムには、
「チダンバラムを見る者、ティルヴァルールで生を授かる者、カシの地で生涯を閉じる者は確実に解脱に至る。しかし、アルナーチャラをただ思うだけで、人々は同様の恩恵を授かることができる」と述べられています。
また別の詩節では、「アルナーチャラは真に神聖な場所である。あらゆる聖地の中でも、もっとも神聖な場所である。そこが世界の中心であると知れ。アルナーチャラはシヴァそのものである。そこは、シヴァの心の住処であり、聖地クシェートラである。至高神は、アルナーチャラと呼ばれる光の丘に永遠に住み続ける。」と述べられています。
シヴァ神の有名なマントラに「オーム・ナマ・シヴァーヤ」がありますが、ある言い伝えによると、「アルナーチャレーシュワラーヤ・ナマハ」を一度唱えるだけで、「オーム・ナマー・シヴァーヤ」を1000万回唱えることと同じ功徳があるといわれています。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「瞑想のためのマントラ・チャント」(トラック4)
・「マントラ・アセンション」(トラック8)
・「デヴァイン・オファリング」(トラック6)
・「インナー・パワー・オブ・マントラ」(トラック4)
・「シヴァの詩」(トラック4)
・「瞑想のためのマントラ vol.2」(トラック12)
・「神々のマントラ」(トラック6)
以下でアルナーチャラ山のライブ・ダルシャン映像がご覧いただけます。
http://www.arunachala-live.com/
いつも楽しみにマントラを見ています。
マントラの力をパワーストーン等に転写するのは可能なのですか?
また、マントラは正しく発音しなくては意味がない!とか意見がありますが、個人的には意味があるとおもうのですが、とうなんですか?教えて頂けませんか。
SILVER様
いつもありがとうございます。
インドでは、ヤントラなどのお守りや所有物などにマントラを唱えて活性化する儀式などございますので、パワーストーンなどにも同様のことが可能かと思われます。
またマントラは、正しく発音することが大事ですが、例えば仏教などに伝わる真言のように、サンスクリット語本来の発音とは異なる発音でも、多くの人に永く愛誦されておりますので、多少発音にずれがあっても、気持ちを込めて唱えれば効果はあるかと思います。この場合は、サンスクリット語の日本地方の方言のように捉えればよいのかもしれませんね。
このマントラの恩恵はどんなものですか?
何だか唱えにくそうですが・・・。
ナクシャトラ様
いつもありがとうございます。
アルナーチャラはシヴァ神の住処とも言われており、このマントラもシヴァ神のマントラを唱えるのと同じように恩恵があると言われております。
不純なもの、不安、疑いは破壊され、肉体や心が完全に清らかになり、高尚な霊験に適した純粋な心の状態を作ることができるとも言われます。
シヴァ神のお恵みがありますことお祈りしております。