アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、10月10日に500皿（第45回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは９月30日から、先祖供養の期間となる２週間のピトリ・パクシャを迎えています。
先週に引き続き、今週の食事の奉仕もこのピトリ・パクシャの期間中の実施となりました。
困っている人々や必要とする人々へ、進んで手を差し伸べることが勧められるピトリ・パクシャにおいて食事の奉仕を実施できましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
今年は雨季の天候不順により、インドでは食料品価格の高騰が続いていますが、現在は一部の地域において野菜がさらに高騰していることが伝えられています。
９月の下旬に雨が続き野菜の収穫に影響が出たことに加え、ピトリ・パクシャにおいては多くの人々が菜食になり野菜の需要が増えることから、ここで特に野菜の高騰が見られるとされています。
コロナ禍を経て課題となっていたインフレも、インドでは一時期は落ち着いていましたが、再び物価の高騰に悩まされる日が続いてます。
天候不順は奉仕を行う地域に暮らす人々が従事する労働にも影響が生じることから、収入の面でも不安が尽きません。
アンナダーナの１食が、こうした日々に少しでも安心を生み出すことができるようにと願いながら活動を行なっています。
このピトリ・パクシャを終えると、女神を讃えるナヴァラートリが始まり、その後はダシャハラーやディーワーリーと大きな祭事が続く喜ばしい時を迎えます。
日々には困難も多くありますが、こうした喜びを見失うことなく、まっすぐに進んでいくことができるように、今後も皆様の温かいお気持ちを食事の奉仕としてお届けしていきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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