アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、3月12日に500皿(第67回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
3月も中旬になり、奉仕を行う首都のデリーでは、気温が30度を超えるようになりました。
すっかり夏の陽気を迎えていますが、これから気温はぐんぐん上がり、4月を過ぎれば1年でもっとも暑い時期が始まります。
そんな中、3月25日の満月には、カラフルな色粉や色水をかけ合うホーリー・フェスティバルが迫っています。
この時期は、街を歩けば待ちきれない子どもたちから水風船が飛んでくることもあり、春の訪れとともに人々の喜びを感じることが多くなる時です。
食事の奉仕を通じては、毎回、元気な子どもたちの姿から明るいエネルギーをたくさんもらっています。
コロナ禍においては、仕事を得ることができない労働者の姿が多く見られることもありましたが、現在は小さな子どもたちの姿が多く、天候や状況が落ち着いて人々が労働に励んでいる状況が伺えます。
しかし、物価高などの悩ましい状況は続いているため、子どもたちが栄養のある食事を得て、少しでも家族が健やかな生活を送る助けになるようにと心から願っています。
季節の巡りに沿うように祝福されるインドの祝祭は、見失いがちな日々にある喜びに気づかせてくれるものです。
日本でも少しずつ季節が進み、新たな始まりとともに明るい光が満ちる時を迎えています。
困難も多くありますが、より豊かな日々を送ることができるように、奉仕を通じてこうした喜びを分かち合い、明るい日々を築いていくことができればと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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