インドで神々を礼拝する際に欠かすことのできないアイテムの一つ、クムクム(ローリーやシンドゥールなどとも)。
こんな風に寺院の側で売られています。これはデリーのカールカジー・マンディル。カーリー女神をお祀りする寺院です。入れ物もとてもかわいい。
クムクムは主にターメリック・パウダーに消石灰を加えできた朱粉として知られていますが、ベニノキの種の赤い色素が使われることもあるそう。
真っ赤な色に大きなエネルギーを感じます。何といっても、ターメリック・パウダーはうこんの根の部分を乾燥させたもの。大地の中に存在していたものだから、大地のエネルギーをそのままに受け持つとも言われます。根源のエネルギー・シャクティそのものですね。
クムクムは礼拝の際に神さまの額や、自分の眉間に塗布します。インドでは今でも、多くの人々がクムクムをつけて日常を過ごしています。
大きな自然と繋がることは、神さまのエネルギーに通じる大切なこと。インドで深く学ぶことです。
(スタッフ:ひるま)
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