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スタッフ日記

スタッフ日記:アクシャヤ・トリティーヤーの贈り物

今年は昨日(5月9日)が一年のうちでも大吉日と言われるアクシャヤ・トリティーヤーでした。マーケットが大賑わいとなる日。

アクシャヤ・トリティーヤーはヴァイシャーカ月(4月~5月)にあたるので、北インドは45℃にもなる酷暑の日が続く時です。幸運を運ぶ日でもあるアクシャヤ・トリティーヤーでは、寄付をした人々にも良いことがあると、貧しい人々や寺院へ寄付を行う人々が多くいます。

そんな中、よく贈られるのがこのマトカー(マトキーとも)。土でできた壺。甕。

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不思議なことに、入れておくだけで水が冷たく保存されるのです。土でできたこの壺は、現在でも大切に利用され続け、多くの家庭に常備されています。暑く長い夏を乗り切れるように、アクシャヤ・トリティーヤーにこの土の壺を贈るのは、なんだか素敵。

一方、私が使っているのはこの銅製の水筒。一晩水を入れて、翌朝に飲んでいます。

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銅は殺菌・浄化作用が高いと言われますが、銅の容器に水を入れて保存しておくと、水が浄化されるといわれています。銅の容器に一晩入れた水を朝飲むことは、アーユルヴェーダでも勧められていること。以前教わった覚書ノートには、「腸の運動を助け便通を良くする、消化機能を高める、脳を活性化する、鉄分の吸収を良くする、傷口の治りを早める、関節痛を和らげる、アンチエイジング」とあって良いことづくし。

自然と共に生きるインドの何気ない生活には、幸せに生きる知恵があふれています。古くから伝えられてきたこうした行いを大切に実践していきたいと思います。

(スタッフ:ひるま)

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