昨年末に23人の参加者の方々とマハーラーシュトラ州に巡礼に行ってまいりました。個人的な話で恐縮ですが、巡礼の順路を逆にたどる形で、その体験をお話しさせていただきたいと思います。
巡礼の終盤、シルディ村を訪れサイババの寺院に参拝しました。お恥ずかしい話ではありますが、私(ガネーシャ・ギリ)は、今まで(シルディの)サイババには全く興味がなく、ツアーを組んだ時に、知人の勧めで何となく組み込んだ次第です。
偶然にも2016年最後のサイババの日であるこの時、寺院は尋常でない混み具合でした。
(一般のインド人からみれば)多額ともとれる寄付をしてVIP通路から入ったのですが、2時間くらいは人混みにもみくちゃにされたと思います。
一般の通路から入った方は、5~6時間は並ばなければならなかったと思います。
ババの象が見える場所に近づいた時、隣にいた髭を生やした大柄のインド人が泣き始めました。
それを見て、ここが熱心な信奉者で集う場所であることを改めて確認しました。
通路を曲がり、ババの像が近くに見える場所に来た時、突然ババと目が合いました。像はたしかにこちらを一瞥したのです。かなり驚きました。しかしその後は私自身は同じ位置にいるにかかわらず、まったく視線は合いませんでした。
実は以前シルディを訪れた知り合いに同じような話を聞いたことがありました。サイババ寺院で像がこちらを見たと・・。
もちろん像がこちらを一瞥したのは単なる錯覚かもしれません。
しかし、私にはこれこそがダルシャン(謁見)なのだと感じました 。
お花と寄付金を渡してババ像の横を通りすぎたとあと、後ろからパンデット(僧侶)が投げた花輪が私の頭を直撃しました。このツアーでなぜか寺院の入り口に頭ばかりぶつけていた私の頭頂は腫れあがり、コブができていました。花輪はそのコブを優しく撫でて目の前の女性の手の中に落下しました。その瞬間脊柱を何かが駆け昇るのを感じました。
実はこの後なぜかこの日を境に2年間苦しんだ問題が突然解消してしまいました。
一瞥および花輪の直撃は個人的にはババの祝福だと感じています。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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