दृग्दर्शनशक्त्योरेकात्मतेवास्मिता॥६॥
Dṛgdarśanaśaktyorekātmatevāsmitā||6||
ドリグダルシャナシャクティヨーレーカートマテーヴァースミター
見る力と見る働きである力を、一体であるかのようにみなすことが我想である。
簡単な解説:前節において、煩悩を生み出す地である無明とは、無常を常として、不浄を清浄として、苦痛を幸福として、自己の本質でないものを自己の本質としてみなすことであると説かれました。本節では、煩悩の一つである我想について、見る力(プルシャ)と、見る働きである力(ブッディ)を、一体であるかのようにみなすことであると説かれます。
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