フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。今月は現地を訪問し、配給の様子を見学することができました。以下にご報告をさせていただきます。
配給食作りは毎日13時頃から始まります。このように、薪を用いて大きな鍋で調理を行います。この時はもう調理を終えていましたが、それでも周辺がとても熱く、この作業を暑い中で行うのはとても大変なことです。
17時半前になると、リキシャドライバー兼配給を行うスレーシュがやってきて、できた食事をリキシャに積んで病院へと向かいます。病院は10分くらいの距離にあります。
今年は月曜日に病院を訪問しました。この日はじめて、「配給が始まります」という病院のアナウンス放送を耳にしました。月曜日あたりは初めて入院をしている人も多く、配給を知らない人がいるため、病院でアナウンスをしてくれるようになったのだそうです。
病院を訪問した次の日は、シヴァラートリの祝日で休日となっていました。休日が重なると手術や入院等を行わないため、人数は少なめと予想をしていましたが、列は途切れず、準備をした食事をほぼぴったり配り終えました。食事は重湯のみを希望する人も多く、病に苦しんでいる方が多いようです。季節や時期によって食事量を予測しているのもありますが、極端に余ったり足りなくなったりすることはありません。
今回は少しですが、動画を撮影してみました。大変な状況にあるにも関わらず、笑顔を見せてくださる人もおり、その姿勢に学ぶことが多くあります。
(スタッフ:ひるま)
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