パールグナ月(2月~3月)の満月は、インドの三大祭のひとつにも数えられるホーリー・フェスティバルが祝福される喜びの時です。
2018年は、3月1日と2日に祝福されます。
満月の前夜となる3月1日には、悪を払う祈りの儀式であり、ホーリカー・ダハンと呼ばれる火を焚く儀式が真摯に執り行われます。
そして、満月の当日となる3月2日には、カラフルな色粉や色水を投げ合うドゥランディーが祝福され、インド中が歓喜に包まれます。
ホーリカー・ダハンで燃え上がる炎は、季節の変わり目に生じる、大気中の不浄な影響を浄化すると信じられます。
そして翌日、浄化された空間にカラフルな色を投げ、喜びに満ちた神々の質を呼び覚まします。
このホーリー・フェスティバルの前後には、広大なインドの各地でさまざまに異なる祝祭が祝福されます。
マハーラーシュトラ州やマディヤ・プラデーシュ州の農村地域では、ホーリー・フェスティバルより5日目に行われるランガ・パンチャミーがホーリー・フェスティバルとして祝福されます。
2018年は3月6日です。
ランガ・パンチャミーのランガは「色」、パンチャミーは「5日目」を意味します。
一部の地域では、このホーリー・フェスティバルから5日目のランガ・パンチャミーにおいて、5色の色を投げ合い5大要素を活性化し、神々を呼び覚ますことで、その繋がりを深めると信じられています。
参照:https://en.wikipedia.org/wiki/Rang_Panchami
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