バガヴァッド・ギーター第7章第16節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

चतुर्विधा भजन्ते मां
caturvidhā bhajante māṁ
チャトゥルヴィダー バジャテー マーン
四種の者たちが、私を礼拝する

caturvidhās【男性・複数・主格 caturvidha】[〜らは、〜らが]四重の、四種の
bhajante【三人称・複数・アートマネーパダ・現在 √bhaj】[彼は〜、それは〜]分配する、分かつ;実行する、従う、守る;好意を示す;愛する;尊敬する、崇め尊ぶ、崇拝する
mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私

जनाः सुकृतिनो ऽर्जुन ।
janāḥ sukṛtino ‘rjuna |
ジャナーハ スクリティノー ルジュナ
善行を行う人々が、アルジュナよ

janās【男性・複数・主格 jana】[〜らは、〜らが]生物;人、個人;民族、種族;人民、臣民;人々
sukṛtinas【男性・複数・主格 sukṛtin】善行を行う、有徳の;富裕な、幸運な;教養ある、賢い
arjuna【男性・単数・呼格 arjuna】[〜よ]アルジュナ

आर्तो जिज्ञासुर् अर्थार्थी
ārto jijñāsur arthārthī
アールトー ジジュニャースル アルタールティー
悩める者、知識を求める者、富を求める者

ārtas【男性・単数・主格 ārtaā√ṛの過去受動分詞)】[〜は、〜が](困難に)陥った;悩まされた、悲嘆にくれた;傷ついた、苦しんだ、悩んだ;〜を患う、〜を心痛する
jijñāsus【男性・単数・主格 jijñāsu】[〜は、〜が]会得・吟味しようと欲する、探求する
arthārthī【男性・単数・主格 arthārthin】[〜は、〜が]利己心のある、我利的な、富を望む

ज्ञानी च भरतर्षभ ॥
jñānī ca bharatarṣabha ||
ジュニャーニー チャ バラタルシャバ
そして知識ある者である、アルジュナよ

jñānī【男性・単数・主格 jñānin】[〜は、〜が]知識あるもの;占術家、占星家
ca【接続詞】そして、また、〜と
bharatarṣabha【男性・単数・呼格 bharatarṣabha】[〜よ]インドの雄牛;インドの後裔、インドの王;アルジュナの呼称、ヴィシュヴァーミトラの呼称

चतुर्विधा भजन्ते मां जनाः सुकृतिनोऽर्जुन ।
आर्तो जिज्ञासुरर्थार्थी ज्ञानी च भरतर्षभ ॥१६॥

caturvidhā bhajante māṁ janāḥ sukṛtino’rjuna |
ārto jijñāsurarthārthī jñānī ca bharatarṣabha ||16||
アルジュナよ、四種の善行者が、私を礼拝する。
すなわち、悩める者、知識を求める者、富を求める者、そして知識ある者である。