スタッフ日記:第29回アンナダーナ終了しました!

第29回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。

病院では、8回目の実施となりました。45度を超える酷暑期を終え、恵みの雨が降り注ぐモンスーンを迎えているインドでは、各地で大雨による被害が伝えられています。
ここ数年は、モンスーンに十分な雨が降らず、水不足が問題となっていましたが、今年は十分な雨が降ると予想されているようです。
アンナダーナを実施している首都のデリーでも、非常に多くの雨が降り、7月下旬にはヤムナー川が危険水位を超え、周辺の低地に居住する人々は避難が促されていました。

モンスーンの雨は、1日に何度が強い雨が降り、雨が止むと晴れ間が出ることも多くあります。
アンナダーナは準備から配膳まで全て屋外での実施となるため、当日は雨の大きな影響を受けないように祈るばかりでした。

当日は朝から晴れ、準備は順調に進みます。
酷暑期ほどではありませんが、35度を超える気温に高い湿度が加わり、火を使う調理は身体に堪えます。
8時前に始まった準備は11時過ぎには終わり、トラックに食事を積んで病院周辺へ向かいます。
12時には病院の周辺に到着し、配膳を始めることができました。

病院で実施するアンナダーナの配膳は、周辺の道路で行われます。
食事を必要としている人々が多く、常に複数のアンナダーナが実施され、配膳を始めるとすぐに長蛇の列ができます。
しかし、最近は交通規制が厳しくなり、アンナダーナを実施する場所の確保が難しくなってきました。
食事を必要とする人々も、周辺の道路に長居することができません。
今回は、少しでも多くの人々に食事が行き渡るよう、一度配膳場所を変えて実施しました。
スタッフの写真係が周辺道路や並ぶ人々の整理を行なっていたため、忙しくなってしまった時は写真を撮る事が出来ませんでしたが、今回も3時間ほどで準備をした1000食分以上の食事を無事に配り終える事が出来ました。

多種多様な文化や思想、言葉、慣習が深く根付くインドでは、誰もが平等に受けられる細やかな社会福祉制度の実施が容易ではありません。
社会的弱者は、こうして集まる人々の、自発的な温かい気持ちに支えられています。
こうして動く社会には見習うべくこともとても多くあります。
必要とする人々へ皆様の温かいお気持ちが繋がるように、今後もアンナダーナとして実施していきたいと思います。

次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)