アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、10月17日に500皿（第46回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
現在、インドでは女神たちへ祈りを捧げる９日間の祭典、ナヴァラートリを迎えています。
今週の奉仕は、そのナヴァラートリの２日目となりました。
ナヴァラートリの期間中は、多くの人々が断食を行い、女神への祈りを捧げる日々を過ごします。
この断食の方法はそれそれの信条によってさまざまに異なりますが、日の出から日の入まで断食を行い、日没後に女神の礼拝を行った後に、菜食の食事をとることが多くあります。
ナヴァラートリは季節の変わり目に祝福されますが、私たちを育む女神たちに祈りを捧げながら行われるこの間の断食は、健やかな心身で新たな季節を迎えるために、心身と向き合う大切な行いになります。
一方で、子どもや高齢者、体調が優れない人々、妊娠中や授乳中の女性などには断食は推奨されていません。
そのため、完全な断食はせずに菜食を中心とした食事を選んだり、自分の体調や信仰に合わせて９日間の中で断食の日を選ぶこともあります。
奉仕を行う地域では、多くの人々が不安定な生活の中で厳しい肉体労働に従事していることから、この食事は心の潤いや支えを与えてくれるもの、そして女神の恵みを感じる価値あるものになることと思います。
今年のナヴァラートリは10月15日から10月23日までとなりますが、その後にはダシャハラーやディーワーリーが待ち受けています。
コロナ禍を経ても、物価高や生活苦に心を悩ますこと少なくない日々において、これからの時が喜びに満ちあふれるものとなることを切に願いながら、奉仕活動を続けていく計画です。
皆様にも女神の大きな恩寵がありますように、心よりお祈り申し上げます。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
コメント