・आदित्यं प्रेक्ष्य जप्त्वा तु परं हर्षमवाप्त्वान्।
त्रिराचम्य शुचिर्भूत्वा धनुरादाय वीर्यवान्॥ २९॥
・ādityaṁ prekṣya japtvā tu paraṁ harṣamavāptvān |
trirācamya śucirbhūtvā dhanurādāya vīryavān || 29||
・アーディティヤン プレークシャ ジャプトヴァー トゥ パラン ハルシャマヴァープトヴァーン
トリラーチャンミャ シュチルブートヴァー ダヌラーダーヤ ヴィーリャヴァーン
・意味:ラーマは、聖水を三度すすり身を清め、太陽に向かい弓を高々に掲げてこの聖なる祈りを捧げ、窮極の至福を感じた。
アーディティヤ・フリダヤム第29節です。
聖仙アガスティヤの助言にしたがって、ラーマが太陽神に対して、アーディティヤ・フリダヤムを詠唱する場面が描写されています。
この讃歌を詠唱することで、ラーヴァナとの戦いを前にしたラーマは、至福の境地に浸ったといいます。
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