私はヨーガの授業や占星術の鑑定の時に、クルタパジャマ（インドの男性の伝統的衣装）を着ます。
いわゆる「ヨガウェア」は今までに一度も着たことがありません。
私がヨーガをお教えし始めた頃は、世の中にヨガウェアもヨガマットも無かったのです。
占星術鑑定は良いとしても、ヨーガの時はやりにくいのでは？と言われそうですが、長年着ているので違和感はまったくないです。
もちろん普段クルタを着て出歩くことはありませんが（私の住む街ではインド系の住人の方がクルタパジャマで出歩く光景も時々目にします）、
インドに行ったときは、クルタもしくはクルタパジャマ（クルタの上下）を着ることも多いです。
気候に合った服なので想像以上に快適です。
1994年でしたか、ムンバイ（当時はボンベイ）のヨーガ・アーシュラム（ヨガの道場）の見学をさせていただいた時に、その時は女性のクラスだったのですが皆様パンジャビ（パンジャビドレス＝インドの民族衣装のひとつ）を着ていました。
当時のインドでは普段着でも男性はクルタ、女性はサリーの方が多かったのですが、ハタヨーガの授業でさすがにサリーの方はいらっしゃらなかったように記憶しています。
世の中はどんどん便利になり、服装も動きやすいものになっています。
それは大変良いことだと思います。
しかし個人的には温故知新を旨にするようなところもありますので
この先もクルタパジャマを使いたいと感じております。
今のような暑い季節には特に合うと思います。
（文章：ガネーシャ・ギリ）
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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