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フェスティバル

クリシュナ・ジャヤンティ

占星術が重要視されるインドの生活の中で、現在はヒンドゥー暦の特に神聖であるとされるシュラーヴァナ月にあたります。この神聖な時に誕生したのが、神の詩・バガヴァッドギーターの中で教えを説きながら人々を魅了してやまないクリシュナ神です。
満月から新月へと向かうその8日目、星宿がローヒニーであった夜にクリシュナ神は誕生しました。クリシュナ・ジャヤンティ、クリシュナ・ジャンマーシュタミー、ゴークラーシュタミーなど言い方は様々でも、クリシュナ神の誕生祭として、この日はインドの至る所で多くの人々が盛大にクリシュナ神の誕生を祝福します。広大なインドの中で文化や地域によって差はありながらも、今年は8月22日にそのお祝いの日を迎えます。
この日、多くの家庭の庭や玄関周りは、小さな白い足跡で彩られます。子どものクリシュナ神が、誕生のその日に家の中へと入ってくる様子が描かれるのです。粉を水で溶いたペーストで描かれたその可愛らしい足跡は、玄関から家の中へ、そしてプージャ(お祈り)の部屋へと続きます。前日からの断食に続き、真夜中にはプージャが行われ、神への讃歌であるバジャンが夜通し続きます。そして欠かせないものの一つが、クリシュナ神の好物だと言われるバターやミルクの甘いお菓子です。
ヒンドゥー教の三大神であるヴィシュヌ神の8番目の生まれ変わりであるとされるクリシュナ神は、いたずら好きで美しく、牛飼いの乙女たちに囲まれながら、時にはフルートを奏でる魅惑的な姿で描かれることもあります。叙事詩マハーバーラタの中でも、知識の具現としてだけではなく、多くの喜びを享受する様が示されています。これらは、彼自身が喜びの象徴であることを意味し、その喜びの表れである甘く色鮮やかな人生が常に人々を惹きつけてやみません。
神が人間のような姿を見せるのは、人々がいつも神を近くに感じられるようにするためだと言われます。クリシュナ神は偉大な教えを説きながら、子ども、兄弟、友人、恋人、弟子として、その生の中で多くの役割を持ちながら、どの姿にいてもいつの時も今という瞬間に幸福でありました。自身の生を通してその教え示すクリシュナ神が生まれたこの日、人々はそれぞれの生活の中で、それぞれの資質を見つめながら幸福を祈り、クリシュナ神に想いを捧げる夜を過ごします。
(文章:ひるま)

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