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バガヴァッド・ギーター第8章

バガヴァッド・ギーター第8章第11節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

यद् अक्षरं वेदविदो वदन्ति
yad akṣaraṁ vedavido vadanti
ヤッド アクシャラン ヴェーダヴィドー ヴァダンティ
ヴェーダを知る人々は、不滅のものと言う

yat【中性・単数・主格、関係代名詞 yad】[〜は、〜が]〜であるもの、〜である人
akṣaram【中性・単数・主格 akṣara】不壊の、不滅の
vedavidas【男性・複数・主格 vedavid】[〜らは、〜らが]ヴェーダを知っている
vadanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √vad】[彼らは〜]話す・発言する・言う;語る・告げる・通知する・報告する;宣言する、もらす、示す、指示する、表す;定める、仮定する

विशन्ति यद् यतयो वीतरागाः ।
viśanti yad yatayo vītarāgāḥ |
ヴィシャンティ ヤッド ヤタヨー ヴィータラーガーハ
欲望から離れた修行者たちは入る

viśanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √viś】[彼らは〜]〜の上に・の中に落ち着く・に入る・の中に行く;〜に入る;横になって休む;の上に座る;(軍隊に)加わる;(河が)流れ入る;の分担になる、(幸運等に)恵まれる;(考えが)心に浮かぶ;(不運等)になる・に陥る;(対格)に着手する、を始める
yat【中性・単数・主格、関係代名詞 yad】[〜は、〜が]〜であるもの、〜である人
yatayas【男性・複数・主格 yati】[〜らは、〜らが]指導者;世捨て人、苦行者、隠遁者
vītavi√iの過去受動分詞】去った、消えた、失われた
rāga【男性】激しい欲望、情熱、愛、愛情、同情
→vītarāgās【男性・複数・主格 vītarāga】情欲・世俗的な欲望を捨てた;(処格)に対する欲望を離れた

यद् इच्छन्तो ब्रह्मचर्यं चरन्ति
yad icchanto brahmacaryaṁ caranti
ヤッド イッチャントー ブラフマチャリヤン チャランティ
彼らは、望んで禁欲を行う

yat【中性・単数・主格、関係代名詞 yad】[〜は、〜が]〜であるもの、〜である人
icchantas【男性・複数・主格・現在分詞 √iṣ】[〜している]探す、捜索する;欲する、願う、希望する、乞う、期待する;(不定詞)しようと考える、〜しようとする;考える・見なす;(対格)を選ぶ、(対格)を自由に選択する;認める、承認する
brahmacaryam【中性・単数・対格 brahmacarya】[〜に、〜を]宗教的学習;(婆羅門青年の)宗教的学習期、[独身生活を営む婆羅門の宗教生活における第一期];とくに自制、禁欲、浄行
caranti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √car】[彼らは〜]動く、行く、歩む、さまよう、徘徊する、広がる、延びる;食べる;行動する、行為する

तत् ते पदं संग्रहेण प्रवक्ष्ये ॥
tat te padaṁ saṁgraheṇa pravakṣye ||
タット テー パダン サングラヘーナ プラヴァクシイェー
その境地を、あなたに全て語ろう

tat【中性・単数・対格、指示代名詞 tad】[〜に、〜を]それ、あれ、これ
te【単数・為格、二人称代名詞 tvad(tubhyamの附帯形)】[〜に、〜のために]あなた
padam【中性・単数・対格 pada】[〜に、〜を]足跡;目標;足場、場所、住所、住家;立場、位置、部署;品位、地位;対象
saṁgraheṇa【男性・単数・具格 saṁgraha】[〜によって、〜をもって]捕獲、つかむこと;保つこと、保留すること;獲得;(食物を)とること;(放たれた矢を魔術で)取り戻すこと;収集、集めること;蓄積、蓄え;(人々を)召集・集合すること;完全な列挙;集積、全体、完全な摘要、概略、梗概;包含;抑制すること、支配すること;(属格)の防護・保護;支配者;融和、厚遇、款待 【具格、〜eṇa】完全に、全く
pravakṣye【一人称・単数・アートマネーパダ・未来 pra√vac】[私は〜しよう](為格・属格)に公言する・告げる・記述する・述べる;〜について語る、暴露する;提議する;賞讃する;(対格)を(対格)に語る・言う;(対格)を(対格)であると宣言する・と呼ぶ

यदक्षरं वेदविदो वदन्ति विशन्ति यद्यतयो वीतरागाः ।
यदिच्छन्तो ब्रह्मचर्यं चरन्ति तत्ते पदं संग्रहेण प्रवक्ष्ये ॥११॥

yadakṣaraṁ vedavido vadanti viśanti yadyatayo vītarāgāḥ |
yadicchanto brahmacaryaṁ caranti tatte padaṁ saṁgraheṇa pravakṣye ||11||
ヴェーダを知る人々は、それを不滅のものと言い、
欲望から離れた修行者たちは、それに入る。
人々は、それを望んで禁欲を行う。その境地を、あなたに全て語ろう。

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