アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、11月28日に500皿(第52回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
奉仕を行う首都のデリーでは、11月に入ってから大気汚染が深刻になり、教育機関が休校になったり、交通の規制が行われたりと、市民生活には大きな影響が出ていました。
不要不急の建設作業や解体作業なども禁止されていたため、こういった仕事に従事する場合が多い奉仕を行う地域に暮らす人々は、とりわけ大きな影響を受けていました。
しかし、今週に入ってから降雨の影響もあり、大気汚染が改善したため、これらの規制が解除されることになっています。
奉仕を行う地域に暮らす人々は常に不安定な就労状態にありますが、社会情勢によって刻々と変化する生活環境の中で日々の補償などはなく、今日の食べ物があるのか、明日の仕事があるのか、心を悩ます時が続きます。
規制は解除されたものの大気汚染はまだ深刻であるため、少しでも状況が良くなるように願いながら奉仕を行なっています。
12月に入ると、北インドはぐんと気温が下がり、束の間の寒い冬を迎える時となります。
日照時間も短くなるこれからの時、皆様の温かいお気持ちがつまった食事は、日々に明るい光をもたらしてくれることと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
コメント