アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、1月16日に500皿(第59回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは1月15日に冬の終わりを告げるマカラ・サンクラーンティが祝福されましたが、北インドではまだまだ寒い日が続いています。
奉仕を行う首都のデリーでは、今週に最低気温が3度まで下がり、今季1番の冷え込みとなりました。
年末から寒い日が続いており、教育機関は学年によって冬休みを延長したり、特に早朝は濃霧が発生することから、授業を1時間遅れの開始にするなど、子どもたちの生活にも影響が続いています。
また、同じくして大気汚染が深刻になり、再びさまざまな規制が行われるようになりました。
首都のデリーでは大気汚染が一定の基準に達すると、ディーゼル車などの車両の通行を禁止したり、不要不急の建設作業や解体作業なども禁止されるようになります。
気温や風速の低下によって有害物質が停滞するとされる冬の間は、大気汚染の状況によってこうした規制が繰り返され、経済的に困窮する人々の多くが従事する仕事に特に大きな影響を及ぼしています。
明日の仕事があるかもわからない不安定な毎日を暮らす人々に、継続したアンナダーナを通じて日々の安定と前向きな力をお届けできればと思います。
北インドの寒さはもう少し続くと見られていますが、インドの各地では春の到来が間近に迫っています。
巡る日々を明るい光とともに過ごすことができるように、アンナダーナを通じてお互いを思い合うあたたかな気持ちを広げていきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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