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雑記帳

ナーガの守り

新たな一年となる辰年、天高く舞う龍の躍動に、立ち上がる強い力を願う年の始まりとなりました。
辰には権力や隆盛の象徴があるとされ、この年には万物が成長や活力を享受するといわれます。
インドではこの辰に近しい存在として、蛇族であるナーガへの祈りが捧げられます。

不死や豊穣の象徴があるナーガは、古来より宝物の守護者として尊ばれてきました。
このナーガの守りは、物質的な宝物だけでなく、精神的な宝物にも及ぶといわれます。
この宝物の守護者としてのナーガに向き合うと、霊性を高めながら豊かに成長するための教えを受け取ることができます。

ナーガは水の神としても崇められるように、川、湖、海といった水域に深く結びついています。
このナーガが暮らす場所は、パーターラと呼ばれる地底界にあると伝えられてきました。
これらの環境は、神秘的で隠された富を内包していると考えられています。

私たちの内なる世界に目を向ければ、そこにはクンダリニーと呼ばれる生命エネルギーが脊椎の基底に蛇のようにとぐろを巻いて眠っていると伝えられます。
このエネルギーの覚醒は、霊性を高める道において、多くの修行者が求めてきたものです。
ナーガが宝物を守る象徴は、私たち自身がこうした霊的な宝物を守ることの象徴でもあります。

それは、精神性の価値を高める行いによって可能になります。
他を傷つけないこと、正直であること、不正を行わないこと、不摂生をしないこと、貪欲にならないこと、清浄を保つこと、満足を知ること、自制を行うこと、献身的であること、読誦をすること、日々において実践できるこれらの行いは、どれもその価値を高めてくれるものです。
これらの実践により、私たちは内なる宝物を守りながら、より豊かに成長していくことが可能になります。

それは、自分自身の宝物を守るだけでなく、他者を守り、自然を守り、世界を守るというより大きな価値を含んでいます。
水の神として崇められるナーガには、人間と自然との調和を願う祈りが捧げられるように、異なるものを繋ぎ平和を生み出す霊的な美徳の象徴もあります。

このナーガの姿に学ぶことで、私たちは内なる宝物を守るとともに、世界の平和に貢献することができるはずです。
与えられた毎日がその機会であることを忘れることなく、一日一日を大切に生きることを心がけたいと感じます。
この一年が皆様にとって豊かな成長の時となり、世界により大きな平和が広まりますように心よりお祈り申し上げます。

(文章:ひるま)

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