2月18日(3月12日)は、シュリー・ラーマクリシュナ・ジャヤンティー(生誕祭)です。
ラーマクリシュナは近代の代表的な聖人として世界中で崇められ、生誕祭においては盛大な祝福が行われます。
ラーマクリシュナの生誕日は西暦では1836年2月18日となりますが、インドの暦では、パールグナ月(2月〜3月)のシュクラ・パクシャ(新月から満月へ向かう半月)のドヴィティーヤー(2日目)となり、2024年は3月12日となります。
ラーマクリシュナは西ベンガル州のカーマールプクルに生まれ、若い頃から深い霊的な探求心を示しました。
ヒンドゥー教のさまざまな宗派のみならず、イスラム教やキリスト教など他宗教の教えにも深い関心を持ち、宗教間の一体性と普遍的な真理を追求しました。
ラーマクリシュナの教えは、形式や儀式を超えた個人の内面的な霊的経験に重点を置いています。
ラーマクリシュナ自身が多くの神秘的な体験をし、それらを通じて神の異なる側面を理解したと言われるように、神との直接的な経験を通じて、真理への道を見出すことを強調しています。
ラーマクリシュナのもっとも有名な弟子であるスワーミー・ヴィヴェーカーナンダは、ラーマクリシュナの教えを世界中に広めることに尽力しました。
ラーマクリシュナの教えと生涯は、ラーマクリシュナ・ミッションという宗教的運動の基礎となり、現代においても多くの人々に影響を与え続けています。
心の成長は、自ずと謙虚さをもたらす。
花が実を結ぶとき、花びらが自然に散るように、人の心が成熟すると、エゴは徐々に消えていく。
実を豊かに実らせた木が常に枝を低く垂れるように、真の偉大さは、謙虚さによって証明されるのだ。
―シュリー・ラーマクリシュナ・パラマハンサSpirituality automatically leads to humility.
When a flower develops into a fruit, the petals drop off on its own.
When one becomes spiritual, the ego vanishes gradually on its own.
A tree laden with fruits always bends low.
Humility is a sign of greatness.
-Sri Ramakrishna Paramahamsa
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