自分自身の星回りが悪く、かつ地球全体の運気の良くない時などは、なかなか良い瞑想状態を体験できなくなったりします。
私(ガネーシャギリ)も40年以上瞑想をやっているのにも関わらず、悪い条件が重なった時などは、満足いく瞑想体験が得られなかったするときもあります。
もちろんそれでも瞑想状態自体には入れるのですが、自分の修行不足を痛感させられる瞬間でもあります。
瞑想は上手く入ると意識の中心感覚のようなものが出現し、そこから無限のエネルギーが湧いてくるような感じになるのですが(あくまで個人の感覚です)、星回りが悪い時などはその時間が短くなり十分なエネルギーが得られなかったりします。
しかしそんな時でも神々への祈りに関しては、問題なくできます。
バクティは易行であるということは何度か書かせていただきましたが、いつでもかなり良いレベルで実践できるということでもあります。
表面上自分の外側に対象を設定しているため、内側に意識を向けるのが難しくても実践可能と言うことなのでしょうけれど、
他の修行法がうまくいかなかった日でも最後に多めに祈ることにより、足りなかったサーダナを十分に補える感じがあります。
神への祈りは、サーダナ(霊的修練)の熟達度に関わらず、どなたでも一定のレベルを維持して実践可能です。
小さな神像かヤントラがあれば、その効果は飛躍的に上がるでしょう。
ご自身が厳しい状況に居る、と思われる方こそ、神に祈ってみるのはいかがでしょうか?
定期的に祈りを続ければそれは「苦しい時の神頼み」にはならず、やがて真のバクティ(神々への信愛)になっていくでしょう。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
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