कृतार्थं प्रति नष्टमप्यनष्टं तदन्यसाधारणत्वात्॥२२॥
Kṛtārthaṁ prati naṣṭamapyanaṣṭaṁ tadanyasādhāraṇatvāt||22||
クリタールタン プラティ ナシュタマピヤナシュタン タダニャサーダーラナトヴァート
目的を成就した者に対しては、消滅するが、それは他の者にとっては、共有性のために、消滅しない。
簡単な解説:前節において、見られるもの(プラクリティ)は、見るもの(プルシャ)のためだけに存在していると説かれました。本節では、解脱した見るものに対して見られるものは消滅するが、見るものは生物の数だけあり、解脱しない見るものがある以上、依然として見られるものは消滅しないと説かれます。
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