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アンナダーナ活動報告

スタッフ日記:第31回アンナダーナ終了しました!

第31回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。

今回は、今まで実施していた首都のデリーから場所を移し、聖地として知られるリシケーシュでの実施となりました。リシケーシュは、ヒマーラヤ巡礼の起点となる場所でもあり、インドの各地から多くの巡礼者が訪れる地です。こうした巡礼者に食事を施すことは、功徳のある行いとして古くから伝えられてきました。リシケーシュより、有名な巡礼地であるケーダールナートへ向かう巡礼の途中でも、巡礼者に食事を提供しようと、アンナダーナが実施されていることが多くあります。

リシケーシュでの実施場所は、ガンジス川沿いにあるサイババ寺院のあるガートでした。サイババ寺院は地域に根づいたとても小さな寺院ですが、日常的に多くの人が礼拝に訪れる場所です。特に、サイババを礼拝する吉日である木曜日には、たくさんの人が訪れます。こうした小さな寺院にも、巡礼の途中で立ち寄る人が多くいます。

今回は、そんな聖地において、人々が心を寄せる場所であるサイババ寺院にて実施することができました。地域住民、子どもたち、巡礼者、修行僧の姿が多くありました。サイババ寺院は一般的に木曜日が重要な礼拝日であるため、実施した日曜日の人出はそれほど多くありませんでしたが、お昼過ぎから夕方頃まで、ゆっくりと配膳を進めることができました。口伝えで広まり、離れた場所から来てくださった人も多くいます。

普段デリーで実施しているアンナダーナと同じ予算で準備を進めましたが、首都のデリーに比べ、リシケーシュは若干物価が安いため、デリーで実施するよりも多くの食事を準備することができました。今回は、およそ1300食分を滞りなく配り終えています。

インドはアンナダーナの文化が根づいているため、ケータリングを手配するのも割と容易です。

リシケーシュの日差しはとても強く、テントも張りました。

できた食事は、まず神前にお供えし、僧侶の方にも召し上がっていただきます。

配膳が始まると、次々にたくさんの方々が集まってくださいました。

今回は、今までとは異なる環境の中での実施となりました。さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まるデリーとは異なり、霊性修行を実践する人々が多く集まる場所です。こうした聖地に慎ましく身をおく時、必要な時に必要なものが授けられることを実感することが多くあります。手放すことで見えてくる豊かさには、何よりもの幸せを感じるものでした。アンナダーナの実践は、行う側も受ける側も、そうした恩寵に気づく大切な機会となるものです。

リシケーシュでも、定期的にアンナダーナを実践できるように計画をしていきたいと思っています。その他にも、広大なインドのさまざまな地域で実施できるよう、努めたいと思っています。これからも温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

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