वस्तुसाम्ये चित्तभेदात्तयोर्विभक्तः पन्थाः॥१५॥
Vastusāmye cittabhedāttayorvibhaktaḥ panthāḥ||15||
ヴァストゥサーミイェー チッタベーダーッタヨールヴィバクタハ パンターハ
対象物が同一でも、心は相違するため、それらは別の道を歩む。
簡単な解説:前節において、グナは三つ存在するが、それが三者一体の転変をすることにより、対象物は一つの物事として顕現すると説かれました。本節では、顕現する対象物が一つであっても、それについての想念は人の心によって相違するため、対象物と心は異なる道を歩むと説かれます。
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